11月活動レポート
(12月7日)


1.第107次座り込み行動実施

短い秋も終わりを告げるかのように雪の便りも届く季節柄、好天が続く中、なんでこの日のみ雨の予報が現実になってしまいました。氷雨のなかお集まりいただきました皆様方の健康面を考慮して、主催者挨拶とお礼と決意表明、シュプレヒコールで参加者ともども解決求め心一つにする第107次座り込みを短時間で済ませました。
 特に、5つの戸田工場、神奈川工場、東北工場、西春別工場、本別工場閉鎖による雇用と生活をまもれ! 新たに公表された黒字リストラ(50歳以上の管理職、15年以上勤続の総合職)退職支援問題がクローズアップされました。
 動画を編集しましたので是非ともご視聴ください。


主催者挨拶 明治乳業争議支援共闘会議・松本悟議長
 株式会社明治、旧明治乳業の中での人権侵害、10年間で1千万からの賃金差別をおこなった。お国の機関、中労委で既に差別も人権侵害を認めた上で、殊に明治HD,株式会社明治に話合いで解決をしなさいと判定が下されています。にも関わらず解決を拒否続けています。争議を解決しない企業は疲弊をする。ジンクス通りです。
 2016年以来、乳業の中で雪印も森永も明治も株価が下がっているのは明治HDだけです。なぜなのか、賃金差別や人権侵害を犯す企業は世界に通用しないと言うことです。・・・・・。
 いま明治はなのをやっているのか、全国の5つの工場を2つ再編するリストラです。多くの労働者の首が飛ぶ。そして直近では明治HDは黒字であるのに50歳以上をリストラをすると発表しました。このことに怒りの声が渦巻いています。例えば、企業の責任で人生が翻弄される。ひどい目にあう。就職氷河期、たまらないという声が上がっています。新しい仕事に挑戦すると云うが挑戦しようがありません。リストラされれば家族にも影響が、学校進学など子どもたちにもしわ寄せがおこります。・・・・・。 以下、動画のご視聴を宜しくお願いします。

【動画をご視聴ください】
https://youtu.be/HWm_vZJC_ds

お礼と決意 明治乳業争議団・小関守団長

 都労委の残っていた39事件、申立人らの強い要求にもとづいて、全事件への併合での審査が昨年10月29日に全てが終了しました。その後労働委員会は調査期日を2回入れましたが、その中で労使双方に対して、和解解決への可能性を打診する指揮がありました。その経緯から双方に対しどのような着地が可能なのかを問う時間が過ぎているのが到達点であります。・・・。
 明治HD、株式会社明治に対しこの事件の発端となった昭和40年代の事実。会社が労働組合への支配介入を強め、従業員を赤組、白組、雑草組と分断して昇給・昇格差別、仕事差別を通して労働組合を会社の意のままになる組織に変質させてきた、この歴史的な事実に会社は真摯に向き合って、・・・・・。
 長期にわたる株価の低迷、経営不振、その中でいま明治グループは二つの大リストラを強行中であります。一つは、閉鎖する全国の5つの工場は明治乳業を支えて来た主力工場であります。会社が公表している正社員は627名であります。この従業員は転勤でまかなうと云っています。しかし、過去の例を見ても遠隔地への転勤に応じきれず自ら退職を余儀なくされた多くの従業員がおりました。そして食品産業には非正規社員が多くいます。パートや臨時で働く方々の他に、関連業者も多くいますが、この方々に対しては一言の言及もないのです。
 私たちは、会社の身勝手な工場閉鎖によって、正規を含めて一人も生活不安や雇用破壊があってはならない決意でこの間、埼玉県の閉鎖対象の戸田工場前で宣伝活動。同時に、日本共産党戸田市議団にお願いをして、戸田市に対して要請をしていただきました。工場から要請がありましたら地元企業への斡旋をおこないますと答弁をいただきました。・・・・・。
以下、動画のご視聴を宜しくお願いします。

【動画をご視聴ください】
https://youtu.be/UKcc7GfFh0c


9.シュプレヒコール
一、明治HD松田社長,(株)明治八尾社長「負の遺産」である争議を精算し、飛躍をめざせ!
一、企業行動憲章・人権に対する考え方に基づき、人権侵害を加えたことを自認し、労使対立発生から60年、すべての権利を回復せよ!
一、5つの工場閉鎖による正規、非正規、関連会社の多くが路頭に迷うことなく、雇用と生活を保障せよ!
一、ネクストキャリア特別支援策の名の下で、管理職・総合職者への自主退職を強要するな!

・明乳争議とすべての争議の早期全面解決に向け、
  団結して頑張ろう、頑張ろう、頑張ろう


2.明治グループ役員宅訪問 11月30日
 明治HD・松田克也社長宅訪問も社長ともどもご不在でした。株式会社明治・八尾文二郎社長へは、住所不明のため「本社宛郵送」にしています。明治HD相談役に退いた川村和夫宅は一貫してインターフォン呼び出しに応じないでいます。株式会社明治・中山悠名誉顧問宅は、常々奥様が応対していただいていましたが事情により「自宅郵送」にしています。株式会社明治・浅野茂太郎宅は、今月も奥様がインターフォンで対応していただきました。
 40年に及ぶ長期争議の解決に向け毎月の訪問を通して要請書の中で真実を伝えている取り組みです。


【松田社長への申入書を紹介します】

2025年 9月21日

明治ホールディングス株式会社
代表取締役 社長 松田 克也 殿

神奈川県労働組合連合会
議 長  角谷 和典
明治乳業争議支援共闘会議
議 長  松本  悟
明治乳業賃金昇格差別撤廃争議団
団 長  小関  守

申 入 書

 松田社長、早いもので今年も師走を迎える時期となりました。私たちは、公益委員から「和解の可能性を探る」との意向が示されてから、その実現に向け求められる様々な課題の全てをやり切る意思を確認し、たとえ困難があるとしても早期の合意をめざし誠心誠意努力しております。
 (株)明治及び貴社においては、否定できない従業員管理の「負の歴史」の清算に向け、労働委員会の意向を受け止められ、和解解決への道筋を検討されていることに感謝を申し上げます。
 年末を迎えますが、この局面での大筋合意に向けた松田社長のお力添えを心からお願いします。

多くの民間大企業が労務屋組織を使い、「労々対立」を隠れミノに組合活動に介入した歴史は明白
 民間大企業において、潮流間差別事件が争われ始めたのは昭和40年代からでした。その背景には、民間大企業での旺盛な労働組合活動の前進を警戒し、労働運動全体の弱体化(右傾化)を画策する財界の動きがありました。そして、大企業労働組合への支配・介入は同じ手法で強行され、その多くは労働組合右傾化に暗躍していた「反共労務屋組織」と癒着し各企業の中心的職制層を指導。そして、反共が旗印の「インフォーマル組織」を結成し強引に従業員間に分断を持ち込み、どちらの集団に帰属するかを踏み絵に差別・分断攻撃を強め労組を右傾化する手法でした。
 これらの全体像は、多くの大企業争議を通して鮮明になり歴史的には決着が付いているのです。
 明治乳業でも、昭和40年代から申立人ら集団が在籍した主要市乳工場に「インフォーマル組織」が結成されますが、法務局への登記もない反共労務屋組織、日本政治経済研究所、近代労働研究所、極東情報研究所等と、各工場の労務担当者らとの繋がりは豊富な資料により明らかです。
 インフォーマル組織を隠れミノに、この事実を「労々対立」と描くことは許されないことです。
 企業の歴史的事実と真摯に向き合い、「負の遺産」として清算されることを心から求めます。

申立人の平均年齢が80歳代の「日本一長い差別争議」。人道上も放置は許されない・・・・広がる世論
 松田社長、いま明治乳業争議は全国の労働運動のなかで、40年を超えて闘う「日本一長い差別争議」等と、屈することなく頑張っていることへの支援と励ましをこめて呼ばれています。
 40歳前後で申立てた申立人らの平均年齢も、80歳代となり長期争議が強いられる中で64名の内29名がすでに他界(令和7年10月)するなど、「人道上も放置が許されない長期争議」との声が全国の申立地を中心に広がっています。しかし申立人らは、長期に及んだ賃金昇格差別だけではなく、家族を含めて失われた人間の尊厳を取り戻す闘いとして、それぞれが「このままでは人生終われない」の決意を固め、団結して解決局面を目指し必死に頑張っています。
 松田社長、和解に向けた進捗状況をご確認の上、決済に向けた積極的対応を強く要請します。

以上

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