5月活動レポート
(6月4日)


1.第102次座り込み行動 5月19日 12時〜13時
婦人5団体結集 ジェンダー平等、権利擁護、(株)明治40年を経た争議を解決せよと声上げる

 全国9事業所32名の中労委審査が終了した2016年1月にスタートした座り込み行動は、9年間にも及び第102次(通算116回目)を継続しています。
現在は、都労委第3次事件とした市川工場事件(23件)、全国事件(16件)は、共通事件とした準備書面提出、調査を経て、証人審査の手続きとして團藤丈士公益委員(会長・名古屋高裁所長経歴)は、市川事件、全国事件全てを「併合審査」で進めることを指揮し、全ての審査が2024年10月に終了しました。40年に及ぶ争議終結への集大成として、委員会へ働きかけをしているところです。
その様な状況の4月8日に、明治HD・株式会社明治それぞれの社長が7年ぶりに交代になることが公表されました。この節目に、都労委の場が最後の解決への機会と捉え、争議団、支援共闘会議は、座り込みをはじめとした運動を通して奮闘しています。
特に、第102次座り込み行動を、人権侵害・差別は許せない!ジェンダー平等を求め運動の先頭に立っている婦人団体行動デーと据えておこないました。
動画に編集しましたので、ご視聴を宜しくお願いします。

1.主催者挨拶 松本議長

 いま働く人達を巡って、大変厳しい状況が生まれています。大企業がつぎつぎと労働者の首を切る。リストラの嵐がふいています。日産が国内外で7つの工場を削減し2万人のリストラを発表しました。明治は5つの工場を潰し2つに再編をする。全て労働者に押しつける。
 1999年トヨタの奥田会長はこう言っていました。労働者を首切るなら経営者は切腹せよと戒めました。
 次のことを求めます。一つは、莫大な内部留保を使って雇用を守ってほしい。二つ目は、失業した労働者、社員に対し雇用を保障していただきたい。3つめは、派遣法を改正して、物扱い方を改め、正社員が当たり前の社会をつくっていただきたい。
・・・・・。 以下、動画をご視聴ください。
【動画をご視聴ください】
https://youtu.be/BTB8rjzDreY

2.日本婦人団体連合会・小畑雅子会長

 40年にわたる明治乳業の争議は、まさに、企業によるパワーハラスメント、人権侵害の事案です。この間、国際的には、国連もILOも「ビジネスと人権」を主要なテーマに取り上げ、企業には、人権を尊重した企業活動をおこなう責任があることを明確にしてきました。
にもかかわらず、40年にもわたって争議団の皆さんが、人間らしく生きる権利を踏みにじられつづけてきたこと、未だに会社側が、人権を尊重した企業活動を行うという、企業責任を果たそうとしていないことは、まったく許されないことです。
【動画をご視聴ください】
https://youtu.be/KL6rEa3uIkA

3.全労連女性部・寺園通江事務局長

 私たちは、利益至上主義、株主偏重の経営体質を改め、労働者と国民、地域と環境を大切にする記魚運活動を求めています。そして、全企業が日本憲法と労働基準法や労組法などの労働諸法を守るとともに、社会的規範や企業倫理・モラルを守り、法令遵守義務を強化し、その社会的責任を果たすよう強く求めています。
 社会的責任を担う企業にとって、人権侵害の労働争議を抱えていること自体が企業活動上の大きなリスクであり、国際社会に通用する企業展開するためにも、争議解決は避けて通れない道筋だと考えています。全労連女性部は、ここに参加されている皆さんとともにたたかうことを決意し連帯の挨拶とします。
【動画をご視聴ください】
https://youtu.be/oppZhxMuxgA

4.東京地評女性センター・菊池友里事務局長

 労働組合活動の始まりは、蛸部屋のような寮生活で、過酷な労働の中で、病気が相次ぎ若い労働者達が身体を守って、人間らしい生活に近づくことを目指して必死に手探りの状態から組合活動を始めたと聞いています。労働者が自分達の権利を守り組合活動をすること・・・。 
【動画をご視聴ください】
https://youtu.be/GOX_ksETth4


5.東京母親大会連絡会・木原秀子委員長

 命を生み出す母親は命を育て、命を守ることを望みます。それは、母親大会のスローガンなのです。今年70歳目を迎える母親大会、ずっとその言葉は続いています。命を奪うものすべてに声を上げる。それが私たちの運動です。
労働者を大切にしない。そうゆう企業には未来はありません憲法で保障されている労働組合をつくって、自分達の賃金や生活を守る。と同時に、自分達の仕事に誇りを持つ、企業の問題を質すことも労働組合の役目です。
【動画をご視聴ください】
https://youtu.be/21eirayrQtU

6.国公労連女性部・関口香織副部長

 国公労連の女性部関口と申します。今日午前中厚労省に対し、男女平等問題、ハラスメント問題などで要請行動をおこなってきました。
【動画をご視聴ください】
https://youtu.be/dI067DS7NUw

7.東芝職場を良くする会・海老根弘光

 東芝の職場を明るくする会の海老根と申します。私たちは、争議が解決後も職場の要求実現めざして、ずーっと宣伝行動をおこなってきました。ところが今年2月に宣伝行動をおこなったところ、北府中駅の近くに東芝の府中事業所があります。従業員は9千人以上の人達が働いていますけれども、そこで定例の宣伝行動を行いましたところ、府中警察署から8名以上の警察官が突然介入してきまして、ビラをまいていた2人を逮捕するという暴挙をおこないました。
【動画をご視聴ください】
https://youtu.be/epsxnPG1xXw

8.お礼と決意・松下副団長

 私どもの社前行動にお集まりいただきましてありがとうございます。女性の立場からの、素晴らしい連帯挨拶有難うございました。このビルの中で聞いているでしょうか、たとえ対峙する経営陣であっても、心あるならば感じ得る話でした。
 明治HDは4月に社長交代の人事を発表しました。7年続いた現体制から刷新、竃セ治の松田社長がHD新社長になります。その松田氏4月の記者会見で、新しい社会を創造し「過去を積極的に否定し、将来に向け挑戦する」などと述べました。
 そうです。松田新社長よ、ビジネスと人権問題に大きくメスを入れ、過去の遺物である長期争議を本気になって否定し、解決しようではありませんか。  
【動画をご視聴ください】
https://youtu.be/GfgMdn6uOhM

9.シュプレヒコール

【動画をご視聴ください】
https://youtu.be/g0b9as2tE48
一、明治HD,(株)明治の社長が交代される。現役経営陣が負の遺産である争議を精算し、新体制で飛躍をめざせ!
一、第3次事件の都労委証人調べが全て終了しました。差別の仕組み、その具体的実態が明確になりました。直ちに話合いの場をつくり争議を解決せよ!
一、企業行動憲章・人権に対する考え方に基づき、人権侵害を加えたことを自認し、自らの40年長期争議を解決せよ!
一、5つの工場閉鎖による新工場への異動に困難をきたす正規、非正規、関連会社の多くが路頭に迷うことなく、雇用と生活を保障せよ!
・明乳争議とすべての争議の早期全面解決に向け、
  団結して頑張ろう、頑張ろう、頑張ろう


2.株式会社明治・戸田工場閉鎖への宣伝 5月24日 12時〜13時
「工場閉鎖から仕事・くらし守ろう!」

 (株)明治が5つの工場閉鎖を発表した内容を、ブログ2025年5月16日に掲載しています。以下はその既報の一部です。
 会社発表による閉鎖工場で働く正規従業員は、24年9月時点の東北工場は109人(2025年11月閉鎖)、戸田工場は260人(2027年7月閉鎖)、神奈川工場の118人(2027年3月閉鎖)で合計487名が対象です。この3工場を集約した新工場を神奈川県厚木市に「仮称・新神奈川工場」を建設。2027年7月をめざし4月21日に地鎮祭・鍬入れ行事が執り行われました。
 明治乳業争議支援共闘会議・明治乳業争議団・明乳争議を支援する戸田の会が呼びかけた戸田工場前宣伝を、5月24日12時〜13時の時間帯で実施しました。
 戸田工場に働く皆さんへ閉鎖問題が提起されてから半年が経過する中で、どの様な討議がおこなわれているのか、どの様な問題を抱えているのか、2月26日に戸田工場・工場長に対し6項目の具体的な問題提起の申入れを、地元、戸田地区労働組合協議会と日本共産党戸田市議団連名でおこなってきました。しかし、何ら回答にならない回答が寄せられている中で、15団体31名が参加で呼びかけの宣伝をおこなってきました。

@戸田地区労働組合協議会・横田議長

 戸田工場へ申入れの取り組みと経過を報告の中で、申入れに対する項目などに一つも回答を示さない工場の姿勢を批判。再度、申入れ事項に対する回答を求め、地元で働く人達の問題解決への受け皿になっていくことを呼びかけました。

A日本共産党戸田市議団・本田団長

 戸田地区労と連名で申入れをした報告から、工場閉鎖による地域経済への影響、地域から工場で働く人達の仕事とくらしの保障をと訴える

B埼玉県労働組合連合会(埼労連)諸井事務局次長

 埼玉県内にも多くの労働争議が存在し、一つ一つ仕事・くらしを守ることを最優先に運動をつくっている。この明治の戸田工場閉鎖によって生じる問題などに対し、支援体制をつくっていきますので、相談をお待ちしますと呼びかけました。

C食品一般関連労働組合(食品一般ユニオン)松下委員長

 一人でも誰でも加入できる労働組合で、明治の本社に勤務していた人が食品ユニオンに加盟し、退職金支給問題で本社と団体交渉を16回もおこなってきた実績などを報告。
 戸田工場で労働組合員でない人は、是非とも加入をして個々の問題を解決していくことを呼びかけました。

D東京争議団共闘会議・諏訪事務局長

 一人の首切りも一切の差別も許さないスローガンを掲げ62年の歴史を積み上げてきている、東京争議団は、働く権利侵害を受けている者同士が経験を交流し、法的手段での解決や企業に対し当事者と団結して解決を求める運動を展開している団体であることを紹介しました。

E明治乳業争議団・小関団長

 市川工場が閉鎖され戸田工場に3年ほど仕事に従事してきた仲間として、そして、市川工場閉鎖に関して取り組んだ運動の一端を紹介する。
その一つとして、臨時、パートで働く人達に閉鎖されるとどの様な弊害がありますかなどなどのアンケート調査を実施。今、仕事がなくなると家のローン返済などくらしが成り立たなくなってしまう声が多く寄せられて、3つに分散される異動先に通える工場への保障を求め実現させました。また、辞めざるを得ない人には「慰労金」の名目で数ヶ月分支給させることができ、争議団の皆さんのおかげで助かりましたと感謝の言葉をいただいたことなどを紹介しました。
 明治の歴史は、工場統廃合による労働者を遠隔転勤、自主退職に追いやる労働者犠牲の上に成り立ってきた経営姿勢を批判。仕事とくらしを保障せよと声を上げようと呼びかけました。
労働組合戸田支部として、自らの要求と非正規の皆さんの声を集約し実現させる運動に取り組むことを呼びかけました。


3.全労連・東京地評争議支援総行動 5月28日 
株式会社明治社前(京橋エドグラン) 9時40分〜10時05分

○すべての争議の早期全面解決を! ○裁判所・労働委員会は公正な判断をおこなえ!
○不合理な解雇・雇止めをなくそう!○憲法を職場とくらしに活かそう!
 上記、スローガンを掲げ争議を抱える企業に対し、それぞれの社前行動を終日展開しました。
 明治乳業争議団・明治乳業争議支援共闘会議も行動にエントリーし、株式会社明治社前(京橋エドグラン)・松田克也社長への要請行動に78名参加の中実施しました。要請には、明治HD株式会社・川村和夫社長に対しても要請書を届けました。これまでの要請は京橋エドグランに明治独自の受付がありましたが、以前、総合受付のみになった関係から取次ぎが叶わず、親会社・明治HD受付に出向いての要請をおこないました。
 各弁士の訴えを動画に編集しましたので、是非ともご視聴宜しくおねがいします。若干の要旨を添えました。

1.争議支援総行動主催者挨拶
全労連・黒澤幸一事務局長

 長きにわたる労働者の尊厳と権利を守るたたかい、本当に明治乳業争議団の皆さんご苦労さまです。そしてはじめに、全労連、東京地評共に最後までたたかうことの決意を述べさせていただきます。最後までがんばりましょう。
 春闘情勢の状況報告・・・・・。 大企業の内部留保も溜まりに溜まって、過去最高の水準になっている状況・・・・・。 政府が賃金引き上げへの5カ年計画を立てました・・・・・。 たたかう労働組合を潰し賃金を上げない仕組みをつくり上げてきた・・・・・。 横断幕にも掲げられている40年にもわたって諦めずにたたかってきたその成果が現れつつあるし、60年にもわたってたたかい続けてきている明治乳業争議団の皆さん、そのおかげで全労連、東京地評の仲間たちも、いま改めてストライキでたたかうことを取り戻しつつあることが、皆さんからいただいた本当に大きな財産だと思います。
【動画をご視聴ください】
https://youtu.be/tAVEytxis_s

2.連帯挨拶
明治乳業争議支援共闘会議・松本悟議長

 皆さん、いま日本の中で激しいリストラが起きています。日産が、明治も含めた大きな会社のリストラが打ち出されています。3つの要求をしています。一つは、大企業は内部留保金を吐き出し雇用を守れ。2つめは、失業者に対し生活と雇用を保障しろ。3つめは、派遣法を改正し正社員が当たり前の社会をつくれ。このたたかいにご一緒していただくことをお願いします。
【動画をご視聴ください】
https://youtu.be/eeedj37IZLs

3.連帯挨拶
市川・浦安地区労働組合連合会・田中長義議長

 市川市大洲に明治乳業の東洋一の工場がありました。小学校の附属教科書に載るような優良企業として載っていたのです。ところが東京都労働委員会の審議の中で、人権侵害、賃金差別をやっている。とんでもない工場だと明らかになり、市川浦安労連はいろいろな集会や座り込みなどの行動に参加し支援してきました。 【動画をご視聴ください】
https://youtu.be/kE5IUYSqSPs

4.決意表明
明治乳業争議団・小関守団長

 先行した市川事件から丸40年が経過しました。その後の全国9事業所の32名の申立てからも31年もなる日本一長い争議と言われる事態になっています。歴史的なたたかいになっています。明乳争議は都労委を舞台に40年争議の集大成に向けて極めて重要な時期を迎えています。
都労委に残っていた市川の23件、全国の16件、合計39事件は申立人らの要求にもとづいて、全事件「併合」して集中的におこなわれ昨年10月にすべてが終了し、私たちは、典型的な不当労働行為事件として改めて明らかにした。この様に確信したところです。
【動画をご視聴ください】
https://youtu.be/tUlWIzcVEPs

5.シュプレヒコール

【動画をご視聴ください】
https://youtu.be/iE-Z2AbHzb0

シュプレヒコール
一、明治HD,(株)明治の社長が交代される。現役経営陣が負の遺産である争議を精算し、新体制で飛躍をめざせ!
一、第3次事件の都労委証人調べが全て終了しました。差別の仕組み、その具体的実態が明確になりました。直ちに話合いの場をつくり争議を解決せよ!
一、企業行動憲章・人権に対する考え方に基づき、人権侵害を加えたことを自認し、自らの40年長期争議を解決せよ!
一、5つの工場閉鎖による新工場への異動に困難をきたす正規、非正規、関連会社の多くが路頭に迷うことなく、雇用と生活を保障せよ!
○裁判所・労働委員会は公正な判断をおこなえ! ○不合理な解雇・雇止めをなくそう!○憲法を職場とくらしに活かそう!
○明乳争議とすべての争議の早期全面解決に向け、団結して頑張ろう、頑張ろう、頑張ろう


4.明治グループ役員宅訪問
 5月18日、25日に訪問してきました。株式会社明治・松田克也社長宅では、僕は、居留守は使わないよとおっしゃる通り社長とお話しができました。明治HDの次期社長に赴かれることに祝の言葉を伝えました。イヤイヤとご謙遜の言葉が返ってきました。6月27日に準備されていく株主総会を堺に、40年長期争議解決には社長の決断がどうしても必要であることを伝えました。組織として運営されるので一概に僕だけの判断とは云えませんと答えられました。そうであるにしても期待すること大にしていますと気持ちを伝えることができました。
他の役員宅は、明治HD・川村社長は応答なく、株式会社明治・浅野名誉顧問は奥様がインターフォンに応じてくれました。同じ中山名誉顧問には「郵送」にさせていただきました。
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