6月活動レポート
(7月21日)


1,兜町・茅場町交差点宣伝 6月15日 12時〜13時

 明治HDの株主総会が6月29日に開催されることから、証券会社が集中する兜町界隈の茅場町交差点の一角をお借りして宣伝行動を実施しました。
 明治HDを率いる川村和夫社長の下で、株価が40%からも下落している状態と経営面でも減収・減益の状態が続き、回復の兆しが見えません。
 証券会社で働く皆さん、顧客の皆さんへ是非とも明治HDの状態をお知らせください。また、明治HDの株を取得したいとご相談がありましたら、その方々にも銘柄なのか将来性があるのかなどアドバイスをしていただけたらと考えています。是非とも宜しくお願いいたします。
 訴えのチラシをお配りしていますので是非手にしてご一読くださいと訴えをしてきました。チラシの受け取りも良く約120枚配布できました。
 3人ほどのご婦人から質問があり、明治HD・株式会社明治(旧明治乳業)の中で起きている労働争議、不祥事問題など簡潔に応えてきました。
 宣伝行動には、

明治乳業争議支援共闘会議:松本議長


株主・食品一般ユニオン:松下委員長


東京争議団共闘会議:諏訪事務局長


株主・明治乳業争議団:小関団長

それぞれ訴えをおこないました。



2,第78次座り込み行動 6月20日 12時〜13時

 梅雨の合間の陽気の厳しい中で実施しました。
 明治HD第14回株主総会(6月29日)を目前にした取り組みでもありました。
 今年も「事前質問書」の提出を明日(6月21日)に控えた事前に、元筆頭株主、現大口株主・メインバンクである「みずほ銀行本店」に対し、6月19日に説明に伺い質問の趣旨内容を伝え、理解と経営改善と争議解決に向けたご協力を話しさせていただいてきました。

新たな監視行動が4月から始められています
 また新たな監視行動として、4月には明治の社員と返答した方が「ボイスレコーダー」を手にして録音。5月、6月は明治から委託を受けている者と返答しています。これまで、反共ジャーナリスト・安藤幹さんが常時行動をチェックしてきています。
 私たち争議団、支援共闘会議は何らやましい行動、発言をしているものでないことは、会社明治も百も承知のはずと考えていましたが、違う角度から座り込み行動で話される内容に、改めて関心を寄せてきているものとして、注視していきたいと思っています


主催者挨拶:明治乳業争議支援共闘会議・松本議長

 なぜこの争議が長期にわたって解決しないのか
 その一つは、現経営者の裏に中山悠名誉顧問が院政を敷いている問題であります。HDの川村社長は、中山社長時代に男秘書を務め、その後に、明治乳業労働組合の中央執行委員長になって、そのご褒美で社長に抜擢された人物です。異常で異例なこの企業を象徴しています。だからこそ争議を解決できない、内部告発が今年も届いた内容を見ると、川村社長の責任は重大と指摘しています。社員は疲弊している状況であります。
 二つ目は、国家ぐるみでユニオンジャックをしてきた統一協会がらみのインフォーマル組織を作り上げてきた問題です。統一協会の政治部門である勝共連合の指導の下で「インフォーマル組織」を全国に一斉に作り上げ、争議団等の労働組合を潰し差別を実行してきた。
 三つ目は、弁護団の問題。昨年7月の都労委審査の中で、会長が話合いでどうですかの問い掛けに対し、その場で拒否をする弁護士の姿勢の問題などを告発しました。
 この争議が解決するまでは、明治の商品は買わない、食べない、飲まない、の不買運動をすすめています。皆さんのご協力をお願いします。


ハーモニカー演奏・橋本静修さんと替え歌北川さん



参加者へのお礼と決意・小関団長

 暑い最中でのご支援に感謝もうしあげます。
 明治HD第14回株主総会に向けて、明日総務グループ長に「事前質問書」を提出する約束をしています。経営不振、株価の下落問題、今年も明治乳業争議団事務所に幹部社員と名乗る方から「内部告発」で指摘されている問題、38年に及ぶ長期争議解決に向けた取り組みと解決を求めることを柱とした質問内容になっていることを紹介しました。
 言うまでもなく、この争議は明治乳業の典型的な不当労働行為事件です。
 都労委で市川工場23事件、全国16事件の審査の調査が進められています。これまでの審査は、単年度審査で全てが負けてきました。しかし、本来の審査のあり方からするならば、併合審査で累積する格差の存在は明らかになります。累積格差は年間で106万円、10年間で見るならば1千万を超える格差です。
 私たちは、併合審査と赤組、白組に分けて分断し、どちらに身を置くかで差別を受けてきたことを大量観察方式で見るならば、集団間差別として明らかになります。
 労働委員会が長年にわたり築き上げてきた併合審査、大量観察方式でこの事件を審査するならば、必ずや勝利できる事件なのだと確信をもって奮闘しています。
 今日、お集まりの皆さんのご支援をいただき頑張っていきますので、最後まで宜しくお願い申し上げます。



3,明治グループ役員宅訪問要請 6月24日  6月、梅雨の季節ですが均等に雨の恵みをほしいところですが、何故か関東南部には雨がなく、全国では、局地的大雨を降らせ甚大な被害を出しています。
 天気に恵まれ各役員宅に訪問してきました。株式会社明治・松田社長宅では、何ヶ月かぶりに奥様が門扉まで出てこられて、株主総会への「事前質問書」を受け取っていただきました。株式会社明治の名誉顧問であります中山宅、浅野宅もそれぞれ奥様が門扉まで出てこられて「事前質問書」を受け取っていただきました。
 しかし、明治HD・川村和夫社長宅は、一貫してインターフォンに応じていただけていません。やむなく「事前質問書」をポスティングしてきました。


4,明治HD株式会社第14回株主総会・宣伝 6月29日 8時30分〜9時15分

 第14回株主総会の会場(ザ・プリンス パークタワー東京)前で、川村和夫社長の経営責任を求める幹部社員と名乗る方から、今年も争議団事務所に郵送で「内部告発」が届いたことの報告と減収・減益の経営不振、株価の下落の大本の原因は、長期にわたる労働争議を解決しない姿勢にあることを告発し、チラシ配布をおこないました。

 総会に対する「事前質問書」で指摘する経営に関した質問には一切答えることを避けました。幹部社員が危惧する肝心要に対してノーコメントでは、益々社員の士気は疲弊の一途かも知れません。
 明治が抱える最大の「がん細胞」は長期にわたる労働争議であることは間違いありません。明治のリスクマネジメントとしての対応策は、正に「争議を抱えている」場合か、ことに尽きると言わざるを得ません。
 川村和夫社長以前の社長を務めてきた中山悠名誉顧問、同浅野茂太郎名誉顧問にも責任は当然あると争議団・支援共闘会議は認識しているところです。
 改めて、中労委命令・「付言」の立場に、会社は大局的な立場でことに当たることを求めます。


チラシ

【内部告発文】
(手書きの文を清書しました)

 明治グループ幹部社員として働く者です。
 今年もあれだけ株主に損害を与え、更にアナリストから今後も将来性を疑問視され、株価に下向見通しを出されている。
 トップが留任という選任案が出され社内はガックリしています。
 自己愛と権力欲の固まりで、キムジョンウン、プーチンと称されサイコパス的気質態度で、巧く行っているのは自分の手柄、巧くいかないことは部下の責任とわめく姿は異常です。
 是非、次の点を中心に総会での追及と他株主への説得、社外役員への意見聴取をお願いしたい。

  1. 日経平均が2万以下の時に 2015年に1万7000円をつけていた。
     株価が6400円(分割後3200円)(日経平均は3万を超えている)
     (2015年2万以下)実質的に半分にし、且つ業績も落ち続けて、過去数回の中間計画も絵に描いたモチに過ぎず未達続き どう考えても居直る理由なく交代(引責)が上場企業の常識である。
     細かい理由は不要で、この一点で辞めるべきである。
     (統合時、こういう事態の為に作られた役員内規も破られている)

  2. 不活化コロナワクチン
     22年度中、23年中の事業化と何度もレリースで延び延びにしてきた承認申請はいつになるのか見通しなく、実は、臨床試験で比較薬に同等性を示せず、事実上失敗しているという、これを発表することなく株主、投資家に対するディスクロージャーの責任を果たすことをせず、許されない経営姿勢である。且つこの様な有効性の証明もせず緊急承認を当局や永田町に働きかけていたという恐ろしい行動をとっていた。当局が認めないのも当然であったが、この経営姿勢、反社会的な態度は許しがたいものがある。
     又、この開発が税金である政府の資金を使っていたことを思うと、社会を舐めた 責任を追及されるべき事案である。
 その他沢山の経営能力不足 哲学の無さ等あるのが 
 この2点で充分責を取る理由になると考えます。

 御健闘をお願い申し上げます。

以上

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