12月活動レポート
(12月31日)


1,証券会社が集まる兜町界隈の茅場町交差点宣伝 12月16日

 証券会社に勤めておられる社員の皆さんに、明治HD株所有の顧客の皆さんや改めて明治HDの株購入に相談に伺われた皆さんに経営背景の問題点などを知らせていただきたい内容で宣伝をおこないました。機会があれば今後も宣伝をおこないたいと訴えてきました。

動画をご覧下さい  https://youtu.be/6w9AN-5b204


2,明治HD、株式会社明治役員宅訪問 12月17日
 株式会社明治・浅野茂太郎名誉顧問宅は、多分本人と思われる応対がありました。しかし、何も話すことはないからポストにぶっ込んでおいてくれと応えてインターフォンを切りました。自分の社長時代に解決の機会があったにもかかわらず「拒否」してきた責任をどうとるのか、何とも裁量のない受け答えか。
 株式会社明治・松田克也社長宅は留守の様子でした。株式会社明治・中山悠名誉顧問宅では要請書をポスティングのみにしました。明治HD・川村和夫社長宅は今月もインターフォンに対応がありませんでした。
 訪問継続は、中労委命令・「付言」の立場で長期争議解決に向けた訪問です。あきらめず粘り強く継続していきます。

松田社長への【申入書】

2022年 12月17日

株式会社 明治
代表取締役 社長 松田 克也 殿

神奈川県労働組合連合会
議 長  角谷 和典
明治乳業争議支援共闘会議
議 長  松本  悟
明治乳業賃金昇格差別撤廃争議団
団 長  小関  守

申 入 書

都労委では、改めて単年度審査の枠組みで否定された深刻な格差と不当労働行為を鮮明にします
 都労委は第8回調査(11月14日)において争点(案)を示し、市川工場事件は「昭和61年度〜平成17年度」、全国事件は「平成6年度〜平成21年度」の期間(残留する全ての事件)について審査することを明らかにし、その上で審査・判断すべき争点として「5項目」を示しました。
 申立人らは書面で若干の意見を述べ、上記の審査期間についての「大量観察方式に基づく集団間比較による認定・判断」を求めていますが、会社が争点(案)に対する意見の書面提出を行うとしたことで、審査計画の具体化をめぐる攻防は第9回期日(1月20日)以降からになります。
 松田社長、私たちは単年度審査の誤った審査・判断の枠組みによって免罪されてきた、年間100万円を超える格差と長期に亘る不当労働行為を改めて鮮明にしますが、いま貴社に求めているのは「人道上も放置が許されない争議」との世論を受け入れ、話合いの門戸を開くことです。

明治乳業が深く癒着していた「日本政治経済研究所」から定期購読していた反共「資料通信」の実態
 申立人らが証拠として提出する多くの会社「秘密資料」の一つに、反共労務屋組織「日本政治経済研究所」が隔月発刊する冊子「資料通信」がありますが、添付資料(表紙と目次)は同冊子の昭和43年版7月〜8月号です。発刊目的を端的に示す最大の特徴は、企業経営者らに日本共産党などの動向を系統的に継続して情報提供することであり、毎回の冊子に共通タイトルとして「日共の動向と企業・労組への影響」が一貫して明記され、目次でも内容の異常さは極めて鮮明です。
 明治乳業が定期購読し管理職らを中心に内容確認を義務付けていたことも明らかで、根室工場では表紙の上部に「工場長・事務係長・製造係長・酪農係長・担当者」の確認欄を設け、捺印を求めていたのです。先月の要請書でお伝えの通り、「日本政治経済研究所」から市川工場の杉村博敏労務係長宛にも「親展」で資料が届くなど、これら組織と会社との癒着は明白な事実であり、「労労対立であり会社は一切関与していない」等の主張は、歴史的事実を隠ぺいする許し難いものです。

来年の都労委には、事件解明に向けた迅速な審査と長期争議全面解決への強い指揮が待たれます
 松田社長、会社は株主総会で「争議は終わった」と繰り返し述べますが、事件の真相は来春からの残留事件の新たな枠組みによる審査で解明されるのです。私たちの来年の目標は、高齢者集団として「人生このままでは終えられない」の決意で団結し、これまで繰り返された誤った枠組みでの審査を乗り越え、大量観察方式と集団間比較を確実にすること。同時に、都労委が審査の到達点を見極めた上で、長期争議の全面解決に向け粘り強い指揮を発揮することの実現です。これらを踏まえられ、(株)明治の飛躍に結実できる新年を迎えられることを心底から要請します。

以上



3.第72次座り込み行動継続 12月19日

 2022年始まりは、1月〜3月は新型コロナ感染爆発から自粛を余儀なくされました。
 4月から再開し皆さんに励まされ8日間の行動で延べ91団体、219名のご支援をいただきました。
 特に、シンガーソングライター・大熊啓さんのギター演奏・歌とトーク(10月)、飯塚さんのギター抱えて歌と橋本さんのハーモニカ演奏(11月)、ジャスティス(フォークグループ)周防ご夫妻でギター奏でて歌を(12月)。争議団への励ましと参加者含めご通行中の皆さんに和みの一時をお贈りすることができました。
 さて、第72次座り込みは一年間の締めくくりの座り込みなりました。

@主催者挨拶 明治乳業争議支援共闘会議・松本悟議長

動画をご覧下さい  https://youtu.be/Dq8ET0VQHP0

Aジャスティス(フォークグループ)周防幹雄・和子ご夫妻の歌

動画をご覧下さい  https://youtu.be/REm1UoU-

B参加者へのお礼と決意

動画をご覧下さい  https://youtu.be/l6SHtB2_vd0

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