9月活動レポート
(10月21日)


1,東京地評争議支援総行動 9月15日

 すべての争議の早期全面解決を!裁判所・労働委員会は公平な判断をおこなえ!
 不当解雇・差別・ハラスメントは許さない!憲法を職場とくらしに活かそう!等のスローガンを掲げ、12の社前で行動を展開しました。
 株式会社明治・松田克也社長に対し、206名の皆さんが37年争議の早期解決を求め結集されました。特に、都労委第7回調査の中で「和解の打診」を、明治代理人は、即「明確にありません」と拒否した姿勢に、人道的にも許されないと怒りの拳を挙げました。

主催者挨拶 東京地評・柴田和啓副議長


https://youtu.be/WuRH541J908(動画)


連帯挨拶 明治乳業争議支援共闘会議・松本悟議長


https://youtu.be/i70ntLsBixc(動画)


連帯挨拶 新宿区労連常任幹事、明治乳業争議支援共闘会議・福島圭幹事


https://youtu.be/466ZX7MoRxE(動画)


決意表明 明治乳業争議団・小関守団長


https://youtu.be/xV4DIbSohDo(動画)



2,役員宅訪問 9月17日
 毎月、役員宅に訪問し37年争議解決を求めて今月も足を運びました。
 明治HD・川村和夫社長宅は今月も呼び出しインターフォンにも応えていただけませんでした。マンション2棟ある内の居住棟にチラシをポスティングさせていただきました。
 株式会社明治・松田克也社長宅は、先月に引き続き奥様が門扉まで出ていただいて申入書を手渡すことができました。本社で真摯に応えていただけるなら訪問は不要になることを言づてしておきましたが、聞いておりませんと云うことでした。近隣にチラシをポスティングさせていただきました。
 株式会社明治・中山悠名誉顧問宅では、毎月奥様が門扉まで出ていただき要請書を受け取っていただき話しは聞いていただけますが、会社とは2011年以降関係を絶っておりますと云いますが、名誉顧問料として500万円頂いていることから関係はないことはないでしょうと問いますといつものことながらいらつく気持ちを露わにします。
 株式会社明治・浅野茂太郎名誉顧問宅では、今回は留守の様子でした。近隣にチラシポスティングさせていただきました。
 10月も継続して訪問してきます。


3.第69次座り込み行動 9月26日

 第69次座り込み継続行動のはじめに、皆さんへ重要な報告をしておきますと村山事務局長は、第3次事件として労働者救済機関であります東京都労働委員会に市川23件、全国16件の調査が昨年4月から進められています。
 第7回調査の9月8日では、金井公益委員から双方の書面・主張が出そろった確認の上、事件解決に向けた「話合いではどうでしょうか」と打診がありました。しかし、会社代理人は即座に「明確にありません」と拒否しました。5年前の中央労働委員会命令で「会社は大局的見地」に立った判断を求めています。しかし、会社明治は聞く耳を持ち合わせていません。この経営陣はどこまで代理人にお任せなのか、また、争議解決はどこまで進もうが絶対的に否定を貫くことを決定していることからなのか。
 そうならば人道的見地からしても許されない姿勢だとして、坐り込み開始に当たって先ず報告をしました。


主催者挨拶 明治乳業争議支援共闘会議・松本悟議長

 他の大企業のように話合いで解決していただきたいと要請にまいりました。明日は安倍元総理の「国葬」です。反社会的集団である統一協会その広告塔をなした国葬は憲法違反ですと訴えました。
 真っ当な要求を掲げて運動する真っ当な労働組合を潰すために、会社は、争議団員等に「赤組」のレッテルを貼り10年間で1千万円の賃金差別をしました。争議の解決をしない、一切の話合い拒否をするその理由は統一協会がグルになって、明乳労使一体で社員をこの反共教育センターに送り込み労働組合を潰してきた。
 明乳労働組合委員長・中山悠元社長と同・川村和夫は現社長に、浅野茂太郎元社長は市川工場インフォーマル組織結成の先頭に立ってきた人物です。
 統一教会=勝共連合は反共思想、労使協調、労組変革、侵略戦争へとプログラムに書き込まれています。このような団体とこんなことをやっているから、明治HDはどうなったのでしょうか。減収・減益、株価も4割も下落を生み出しているではありませんか。
 このような経営を続けていいのでしょうか。直ちに争議を解決することを要請し解決まで行動で求めていきましょう。


食品一般関連労働組合(食品一般ユニオン)北川順子さん

 明治乳業の差別はひどい内容です。仕事差別や賃金差別、赤組だ白組だと労働者を分断する人権侵害は許されません。民主的な職場、社会をご一緒につくりましょう
 明乳争議団を励ます替え歌をつくりました。歌います、ベートーヴェン第9の明治乳業争議団に捧げる歌。
 明治乳業労働争議〜?  日本で一番長〜い裁判?  会社の横暴許さぬために♪
 立ち上がる勇者は64人?
 ご通行中の皆さん、私たちは明治乳業争議を支援しています。
 他3曲の替え歌で激励をいただきました。


連帯挨拶 元銀行産業労働組合・大谷さん

 私が勤めていた銀行産業にも明治乳業と同じ差別がありました。AIGスター生命解雇事件や八千代銀行解雇事件等々の解決できたことに、ことに、明乳争議団の皆さんのご支援に改めてこの場でお礼を申しあげたいと思います。解決に向けて色々な交渉の困難もありましたが、最終的には、争議を長引かせては双方にメリットはないと判断し経営者と話合いが出来上がり解決しました。
 いま、この明治乳業争議の解決の機会は何度もあったと思っています。今回の都労委から和解の打診があったそうですが、会社の代理人は持ち帰ることもなく拒否したと云うではありませんか。これではいつまで経っても解決を作り出すことはできないと思います。その原因は、経営者がキチッと判断すべきことをしてこないことではないか。
 この事件は明治乳業の責任だと思っています。責任もって解決の場を私からも強く求めたいと思っています。


東お礼と決意 明治乳業争議団・松下副団長

 都労委調査の中で、残留事件39件は、併合審査を前提とした大量観察方式こそがこの事件を、そして差別の実態を総合的に知る唯一の方法あり方であると強調してきています。
 これに対し会社は、併合と大量観察、これでは差別の実態がもろに見えてしまうなどと言いがかりをつけて反対のキャンペーンを張り労働委員会に迫っているところであります。
 先日の調査の中で都労委は、和解での解決を打診しました。長期の大型争議、何らかの糸口を見いださなければ解決への道は開けません。事件を総合的に判断すれば都労委の今回の判断は一理あるのではないでしょうか。
 ところが、会社弁護人は即座にその場をもってあり得ないと回答したのであって、本来このような大きな課題、打診された場合には一旦持ち返って会社の首脳陣と話し合い答えを出すべきではないでしょうか。ここにこの会社明治HDの労働者をないがしろにする結果、本質があるのではないでしょうか。過去にもことある毎に和解の打診がありました。しかし明治はその全てを断ってきたのであります。
 5年前の中労委でも、長期化し深刻した紛争を早期に解決するには当事者双方に強く話合いが求められる。そして会社には、殊に、大局的見地に立つことを強く期待する。このように促したのであります。いまこそ明治はこのことを受け入れるべき一言を付け加えておきます。


シュプレヒコール

一、都労委第7回調査の中で「和解の打診」を、明治は、即「明確にありません」と拒否しました。人道的にも許されません。直ちに応じろ!
一、(株)明治は、格差と人権侵害を認めた中労委命令と「付言」の立場で話し合い解決の場をつくれ!
一、都労委残留39件の審査を待つまでもなく、直ちに争議を解決せよ!
一、労働者を赤組、白組、雑草組に分類した差別管理は許さないぞ!
一、赤組集団と称して、年間106万円からの差別を直ちに是正せよ!

明乳争議とすべての争議の早期全面解決に向け、
  団結して頑張ろう、頑張ろう、頑張ろう

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