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1月活動レポート １，明治グループ役員宅訪問 １月２３日 神奈川県労働組合連合会 申 入 書 やまない感染拡大のなか、高齢者集団の私たちは「感染しない、させない」の注意をさらに徹底しながら、長期争議全面解決への道筋を必ず切り拓く決意を固め新年を迎えています。さて、昨年末からの各種報道でも明らかなように、Meiji Seikaファルマ及び貴社をめぐる状況は、極めて厳しくなっていると私たちは受け止めていますが、社長はどのようにお考えでしょうか。 Meiji Seikaファルマが製薬会社「小林化工」に製造させ、特約店を通して販売する爪水虫など皮膚病治療薬に、睡眠導入剤の成分が混入した事件による被害は、死者２人、意識消失・ふらつき等の健康被害２０７人、交通事故２２人、救急搬送・入院が３７人(１月３日時点、小林化工)など、極めて深刻な事態です。報道によると、「厚労省の承認を得ていない工程での製造」が明らかになる等、製薬会社としての信頼が根底から揺らぐ事態です。政府(加藤官房長官)も、「調査結果を踏まえて国として厳正に対処する」姿勢を示しましたが、小林化工に止まる問題ではなく販売元のMeiji Seikaファルマは勿論のこと、親会社明治HDの管理責任も問われる重大事態です。 また、年明け早々、貴社に関する信じがたい報道がありました。貴社の大阪工場において、１０年以上も前からアルバイト採用面接の応募者に、体重・身長・ウエスト・既往歴・労災歴・アレルギーの有無などを書面で尋ねていたことが、「職業安定法」抵触の疑いで行政指導を受けた事件です。これは、人権感覚麻痺の企業体質を象徴する事件の様相ですが、ネット上にも厳しい書き込みが目立ちます。貴社は、「作業着を作るための確認」との釈明ですが、「それは採用後のことでしょ、面接では関係ないのでは？」などの声が多く聞かれます。問題なのは、人権否定の異常な採用面接が１０年以上(明治製菓との経営統合時期)も行われていたことであり、明治乳業時代から長期に続く人権麻痺の体質が露呈したものと受け止めざるを得ないことです。世界市場への本格的な飛躍を目指す企業として、長期争議の解決も含めた人権感覚の回復は緊急課題です。 コロナ禍の困難はありますが、私たちは都労委審査の中で解決局面を切り拓く決意で頑張ります 私たちは、司法判断でも維持された中労委命令「付言」の「互譲による合意」の立場を、双方が真摯に受け入れるならば、全面解決への道筋は確実に拓かれるものと確信しています。そして、記載のような明治グループをめぐる経営環境を冷静に見るならば、グループ企業体質の健全化を内外にアピールする上でも、異常な長期争議の全面解決は決定的な契機になるものと確信します。 お伝えの通り、私たちは貴社が全面解決の決断に至るまで粘り強く要請を繰り返します。同時に、解決に至るまでは第三者機関での闘いを継続する決意を表明し、年頭のご挨拶といたします。 以上 第５９次座り込み行動実施 １月２６日
また、同・株式会社明治の大阪工場(菓子)では、バイト採用面接にあたり「体重、ウエスト、既往歴」等など職安法に抵触されるとして行政処分を受けていた「人権問題」としも由々しき事態にあることから実施しました。 コロナ感染防止の立場から一時間予定の行動を３０分に短縮して実施しました。 主催者挨拶 松本議長
争議団から報告と争議解決への決意 小関団長
【シュプレヒコール】 一、（株）明治の面接セクハラは許さないぞ！ 一、明治ＨＤは、爪水虫薬、薬害事件の販売元として 共同責任の謝罪をおこなえ！ 一、（株）明治は、格差と人権侵害を認めた中労委命令に従い 話し合いに応じろ！ 一、（株）明治は、人道上も許されない長期差別争議を 今こそ全面解決を決断しろ！ 明乳争議とすべての争議の早期全面解決に向け、 団結して頑張ろう、頑張ろう、頑張ろう |
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