2月活動レポート
(3月1日)

1.月定例 3点セット宣伝行動 2月9日
 月定例第2火曜日、明治HDとみずほ銀行本店前において宣伝をおこないました。
いまこそ長期争議解決に道ひらく時です。中労委審査終了の局面を迎えた今年は、明治乳業差別事件を解決する絶好の機会にあることから、浅野茂太郎明治HD会長、松尾正彦同社長に経営能力と判断を求める1月18日から20日の3日間の行動を行ってきたこと。
 みずほ銀行本店前では、筆頭株主・メーンバンクとしての役割を果たすべき中労委の重要な局面にあることから、争議解決への尽力を求めました。



2.事業所宣伝 戸田工場、神奈川工場 2月16日
 4工場隔月宣伝行動の2月は、戸田工場と神奈川工場の2ヵ所で実施。
戸田工場には、  安藤裕通(アスベスト4条の会代表)、武藤龍雄(戸田全生健)、野中(北区労連)、池田(埼教組退職者)、桜田、菊池、藤原さんら14名で宣伝が出来ました。
 神奈川工場には、山田さん(神奈川労連)、佐藤さん(日東整争議団)ら6名で、中労委全国事件が1月13日に全ての審問が終了したこと。30年争議を解決すべき重要な局面を迎えているこの機を逃さずしっかりと全面解決を勝ち取る闘いを進めて行きますので、職場の中において是非とも声をあげていただくことを訴えました。



3.中労委共同宣伝行動 2月17日
 中労委係争中の明治乳業争議団、公務公共一般労組、建交労京王新労組、全労連・全国一般昭和ゴム労組、茨城私教連土浦日大、東京私教連鶴川高等学校教組(学園側行訴)の6団体から報告と中労委に対し、救済することにこだわり積極的役割を果たしていただくことを各々訴えました。



4.明治HD社前「座り込み」行動 2月26日
 明治HD浅野茂太郎会長、松尾正彦社長に対し、1月の3日間「座り込み」に引き続き、2月26日には広く支援を呼びかけさせていただき、10時から13時30分の時間帯に実施しました。寒い最中に述べ200名の方々に激励と連帯をいただきました。
 今回の「座り込み」には、志半ばに他界され悔やみきれない争議団の仲間の「遺影」を抱えて明治HDの経営陣に解決を迫りました。参加者のなかには、遺影の前で帽子を取り合掌される方もおりました。
 この行動の一部の時間帯に、国公労連中央執行副委員長黒田さんはじめ、千葉支援共闘会議山城事務局長、東芝の職場を明るくする会海老根さん、JAL客乗原告団副団長杉山さん、食品一般ユニオン書記長佐藤さん、全日本年金者組合中央執行委員上山さんなどから激励のご挨拶をいただきました。
 昼のメーン行動には150名の方々と、全労連常任幹事組織局長岩橋さんはじめ、東京地評事務局次長屋代さん、全国婦人団体連合会会長柴田さん、埼労連幹事諸井さん、全農協労連書記長舘野さん、東京国公事務局長植松さんなどから、争議団への激励と明治HD経営者に対し、厳しく争議解決と「食の安全」を守ることを強く求めていただきました。浅野会長、松尾社長は求めに対しきっちりと応えるべきです。
 尚、この座り込み行動に、松平晃さんのトランペット演奏とプリマベラ合唱団の皆さんが支援に駈け付けていただき、おおいに連帯と団結をつくり明治に迫る行動ができました。



5.明治HD松尾正彦社長宅訪問 2月27日
 明治HD社前において要請にも応じないために、やむなく社長宅訪問を12月から継続しています。2月27日に訪問した折に、社長夫人が応対していただきました。訪問していることの位置づけを聞いていただきました。
 奥様から一言云わせてくださいとありましたことは、1月に来られた時は留守をしていました。その時に、ご近所にチラシを入れていかれたようですが、ご近所の方々は明治とはかかわりのない方なのでチラシ等迷惑であるのでやめてくださいと話されました。
 私たちは、好きこのんでしているのではないです。明治乳業と経営統合する際に乳業が抱えている争議という「負の遺産」を製菓側から清算させ身を綺麗にしたうえで統合すべきと松尾社長(当時取締役)に求めていましたが、残念ながらそのまま引き受けてしまった。社長にも責任ある事なので、世間に知らせるためにチラシを入れさせてもらっているのですと奥様に話しをしました。持参した「要請書」を奥様からお渡しいただき、内容をご理解のうえ、是非とも、社長のご英断をお願いしますと云って退去してきました。

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