1月活動レポート
(2月4日)

1.1月2日 明治HD浅野茂太郎会長宅へ新年の挨拶訪問
 2016年新年を迎えて、恒例となってきました浅野会長宅訪問を支援共闘会議と一緒に正月2日、12名で訪問してきました。
残念なことに留守でありました。

要 請 書
(一部分紹介)

 新年のご挨拶を申し上げますと共に年頭にあたり争議全面解決に向けた経営判断を強く求めます。
浅野会長には2016年の新しい年をどのようにお迎えでしょうか。
私たち、差別の是正と人権の回復を求めて闘っている争議当事者は勿論のこと、長期に及ぶ明治乳業争議を共に闘っている首都圏及び全国の支援組織においても、「今年こそが全面解決を果たす決定的な年」との決意で新年を迎えています。



2.1月13日 中労委全国事件9事業所32名の証人尋問終了
 会社側2証人の証言に対する反対尋問を行いすべての審査が終了しました。
今後の進行につい山本公益委員から日程などが提起され、双方が受入れ新たな局面になっていきます。
 争議団は、都労委命令の杜撰な内容をしっかり覆すだけの立証をしたことに確信を持ち、勝利命令を最後まで求めていきます。



3.1月14日 明治HD社員へ中労委審査終了報告早朝宣伝
 1月13日、明治乳業差別「全国事件」の中労委審査がすべて終了しました。
明治HD・株式会社明治はこの機に争議全面解決の決断を求めます。30年争議、人道上、社会的にも許されない事件です。浅野茂太郎会長は、この争議の当事者責任として、解決への決断が求められています。元・明治製菓出身の社員の皆さま方には、特に訴えさせていただきました。



4.1月18日〜20日 明治HD社前「座り込み」
 争議団と支援共闘会議は、中労委の審査指揮のこの機をもって、労使双方話し合いでの解決を求める明治HD社前「座り込み」を1月18日から20日までの3日間、11時から13時の時間帯実施することを確認し実行しました。
 18日は、降雪の後の風雨強い中でスタートになりました。健康第一としての判断から、座り込みキックオフ宣言をして取りやめる。
19日、20日においても寒風の厳しいなか、参加者それぞれから、明治HD浅野会長と松尾社長に対し、一刻も早い争議解決を決断せよと求めていただきました。
3日間の参加者は延べ40団体・87名で、行動の意思を強く示すことが出来ました。
 今後も引き続き継続していく決意です。



5.1月20日 中労委係争組合・争議団共同宣伝を継続
 明治乳業争議団は、1月13日に審査終了にあたり、市川工場事件から31年目、係争中の全国事件からも22年目となる超長期争議となっています。申立人らの年齢を考慮(すでに12人が他界)した時、人道的にも社会的にも、もはやこれ以上の引き伸ばしは大きな批判の対象となるでしょう。
 中労委には「労働者救済の府」として、審査の到達点を正視され事件解決に道を開くことのできる指揮を執られることを切に求めるものです。争議解決、終結へ道ひらく審査指揮を求めました。



6.1月24日 明治HD浅野茂太郎会長、同松尾正彦社長宅へ同日訪問

要 請 書
(一部分紹介)

 ご承知の通り、中央労働委員会において再審査中の全国事件(9事業所32名)が、1月13日に行われた第6回審問期日をもって全ての証人調べが終了しました。
そして、公益委員の、「5月連休明け頃に最終準備書面提出期日を設定したい」との審査指揮にもとづき、双方の意見陳述を伴う最終準備書面提出期日として5月19日が確認され、争議をめぐる新たな局面を迎えるに至っています。
私たちは、浅野会長に対する昨年末及び新年のご挨拶を兼ねた要請書でも述べていますように、中労委における証人調べが終了する時期からの局面が、30年余に及ぶ長期争議の全面解決を図るうえで、極めて重要な節目になると決意を固めています。



7.1月30日 明治乳業争議支援共闘会議 第19回「総会」
 昨年の第18回総会(1月17日)では、都労委不当命令の全面的見直しを中労委で闘いながら、全面解決への道筋を切り拓く方針を明確にして闘ってきました。
 一つは、不当命令の告発と共に逆転救済命令をめざす中労委審査を攻勢的に闘うこと。二つは、明治HDと(株)明治の異常企業体質を徹底的に告発し、経営責任を鮮明にすることを通して、全面解決への局面打開をめざすことでした。
今総会では、最終局面を迎えている中労委闘争の到達点を踏まえ、救済命令の実現に向けた対策を明確にすること。同時に、全面解決への道筋を切り拓く行動を具体化し、支援共闘会議の総力が結集できる方針を明確にすることで、活発な議論の中で確認されました。



8.1月30日 争議団「旗びらき」
 明治に「決断迫る勝負の年に」と「団旗びらき」を開催しました。
支援共闘会議松本議長、来賓の東京地評森田議長はじめ、弁護団報告の金井弁護士、参加された団体それぞれから、解決への強い思いが語られました。
 たたかいのなかから生まれた歌を、国鉄東京合唱団の力強い歌声のなかで、今年にかける意気込みを参加者共々交流することが出来ました。
「さあ解決めざし頑張るぞ〜」

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