6月、7月活動レポート
(8月24日)

1.定例3点宣伝行動(明治HD〜みずほ銀行本店〜株式会社明治)
  中労委全国事件証人尋問始まる 人事考課評定悪意に満ちた恣意的運用が明らかに!

 
 

@6月宣伝においては、6月1日に行われた「中労委第1回審問」で、5名の証人が、明治乳業の「不当労働行為意思」を改めて明らかにし、差別の実態と具体的事実を明らかにした内容を報告してきました。
 合わせて、食品一般ユニオンと共同宣伝の位置付けから、明治HD全体の非正規労働者は10235人(社員全体の38.3%)。食品事業関連では8403人で、社員比では43・4%にもなって増加していることから、不安なく働ける職場と社会を求めていくことを訴えました。
A7月宣伝でも、中労委審問で証人等が明らかにした、他の労働者と比べても何ら劣ることのない能力を有し事績を発揮しており差別されるゆえんはなかった。正しい人事考課成績評定によるものではなく、会社の悪意に満ちた恣意的運用によるものであった証言内容を知らせました。

2.工場宣伝においても、3点宣伝内容を基調に工場門前で報告してきました。
  半世紀にわたる労働争議 背景に 要求を掲げる労働組合への「赤退治」解雇・差別が横行!

 特に、非正規労働者が増加してきていることから、労働者派遣法大改悪が国会で審議されている中で、「生涯ハケン」「正社員ゼロ」法案を許さない闘いを共に声を高めていきましょうと訴えてきました。

@6月は戸田工場(市乳関係製造)、神奈川工場(市乳関係製造)
A 7月は坂戸工場(菓子関係製造)、埼玉工場(粉ミルク製造)

3.明治HD第6回株主総会会場入口2ヵ所で宣伝し、総会に参加してきました。
  相乗効果が得られないことに、「シェアは敢えて追求しない、利益の上がる商売」をすること
  に方針を変えましたと回答・・・。
  ありゃりゃだね、 商人の基本を投げ捨てる経営者はここ「明治」だけだぁ。

 宣伝は、「事前質問書」@統合効果と経営施策、経営理念に関してA製造製品の放射能汚染への対応に関してB緊急するTPP問題への対策についてC「負の遺産」長期争議の全面解決を求めて、の4項目を提出したことを報告。
 「相乗効果」が発揮されずに業績が低迷しており。その経営理念・施策が大きく問われているその主要な原因に、「3つの異常」@不祥事・不正行為が絶えないA異常に多発する死亡災害B半世紀にわたり労働争議が絶えないなどの3つの異常が起因し影響していることを、株主の皆さんにチラシを手渡し訴えました。

4.継続的にJR駅ターミナルにおいての宣伝を実施しています
  中山悠元明治乳業社長と東大法学部教授(都労委会長)は同窓生、東大に4億7500万円寄付。

6月20日(土)3ヵ所駅頭で、明治が抱えている3つの異常経営を告発。
 川口駅(11:00〜12:00)〜赤羽駅(13:30〜14:30)〜北千住駅(15:30〜16:30)
 
 半世紀におよぶ労働争議を解決できない原因の一つに、元明治乳業社長・会長に就いてきた中山悠(労働組合中央執行委員長歴任)は、福岡県立修猷館高校出身で、都労委会長荒木尚志(東大法学部教授)と同窓生(東京同窓生二木会)であり、2009年に実業家として中山社長、2010年学者の立場としてそれぞれ講演する関係。と東大に4億7500万円も献金していることが判明、都労委不当命令への「疑惑」が取沙汰されていること。
 中山院政の下で、社長・浅野茂太郎(後明治HD社長・現会長)、中山社長時代に、男秘書を務めていた川村和夫(労働組合中央執行委員長歴任)も株式会社明治の社長に就いている異常な企業体質が伺えることから、争議を解決させない非近代的経営姿勢が根底にあることなどを告発してきました。

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