4月、5月活動レポート
(6月25日)

@定例3点宣伝(明治HD〜みずほ銀行本店〜株・明治)実施
 4月14日、5月12日の宣伝行動は雨天のために明治ホールディングスのみ宣伝を行いました。
特に、3月10日中央警察署から宣伝妨害を受けた事件を軽視することは出来ないとして、4月8日に介入の真実を明らかにさせるため申入れを行ったことを報告しました。
合わせて、警察権力を動員してまで宣伝行動を妨害する明治HDの姿勢に厳しく抗議の意思を示しました。
 また、4月13日再度中央警察署に出向き申し入れ書が正式に受理され、口頭で回答することが確認されたことも含めて明治HDに報告しておきました。



A定例工場宣伝実施
 4月21日 (株明治)神奈川工場(市乳関係)、同戸田工場(市乳関係)、5月19日(株明治)坂戸工場(菓子関係)、同埼玉工場(粉乳関係)で宣伝実施
明治が行ってきた不当労働行為の一部を紹介してきました。
 明治乳業差別事件  置き忘れたり落としたりしないよう気をつけよう
 一人の主任がファイルしていた、労働組合対策「秘密職制連絡会」の会議内容と関連する資料集があります(中労委証拠提出)。
 表紙には「自宅保管」というゴム印が押してあり「置き忘れたり落としたりしないよう気をつけよう」と書いてあります。
 内容は「選挙に勝つために」「赤退治について」「勤務評定や仕事で差別するには」など、会社が嫌悪する労働者らを排除・差別する対策が、ビッシリ書き込まれている内容です。



B中労委共同宣伝を実施しました(明治乳業争議団、全労連・全国一般昭和ゴム労組、建交労京王新労組、公務公共一般労組、私教連鶴川高校教組)4月22日、5月20日
 救済主旨は「累積格差の一括是正」で、中労委は「求める救済」に正面から回答を求める。

 明治乳業事件で、申立人らが労働委員会に求めた救済(申立て)は、昇給・昇格差別の長年にわたる繰り返しによって生じたおよそ100万円にも及ぶ年収格差(累積格差)の是正を求めたものです。
 明治乳業が労働組合活動を嫌悪して、全国の工場で組合活動をする人たちに差別・排除をはじめたのは昭和40年代からであり、そのつもり積もった格差は膨大なものです。この格差の原因が何であるかを究明し、それが不当労働行為によるものであれば即、解消しなくてはなりません。これが申立人らが労働委員会に求めた本旨でした。
 ところが都労委は、申立人らが求める救済に正面から答えることなく、申立ててもいない単年度に差別が有るか無いかの問題にすりかえてしまい、しかもそこには差別は無いとして全てを棄却するという不条理な命令を出したのです。この都労委の責務を放棄した無責任極まりない態度は許せるものではありません。
 平均97万円 最大187万円の差別  この救済なくして解決はあり得ない

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