2月活動レポート
(2月24日)

@2月6日 全国9事業所32名「中労委で必ず勝利」を「戸田の会」旗びらき開催 
 主催者挨拶の田中議長は、都労委のあまりにもひど過ぎる命令のもとで、戸田の4名も頑張っておられるので、中労委ではしっかりとした審査を求め、会としてもこの一年頑張っていきましょうと呼びかけられました。
 弁護団金井事務局長から、市川事件と全国事件の違いを整理して話されました。都労委命令の問題点、中労委で求めている「審査の枠組み」に関わる「争点整理(案)」からも、いくつかの点について報告されました。
 それぞれの立場の参加者から連帯と激励をいただきました。和やかな食事会の中にも、厳しさのある中労委で勝利を勝ち取るためしっかり支援をしていくことが、互いに確認し合いました。


A2月10日 (株)明治の不当労働行為、賃金差別・人権侵害を告発定例の3点セット宣伝
 明治乳業のなかで、労働組合活動に参加し、要求を掲げその実現をめざす組合員に向かって、執拗な「赤退治」攻撃が行われた。その先頭に立っていたのが現在の明治HD会長・浅野茂太郎氏であった。
 その内容は、「赤い水虫」「赤ダニ」「赤い大根」「赤ガエル」「害虫」「雑菌」「赤い火の粉」
等々、下卑、低劣な言葉を浴びせかけ、誹謗中傷の限りをつくしてきたのが、明治乳業の労務政策であり人格さえ否定していました。
 明治HD前で、ご婦人から明治のなかでの争い、特に、不祥事のことなど知らなかったし聞くほどに信用できませんねと話されていきました。
 また、みずほ銀行本店前では、外国人の話しかけに青年が飛び入り通訳、明治乳業のなかで賃金差別の是正を求めてたたかっていること、この銀行は、明治の筆頭株主であるのでその責任を発揮されるよう宣伝しているところですと説明。ありがとう、私たちはスイスから観光で来ていますとのことでした。


B2月13日 明乳争議支援千葉県共闘会議「総会」開催
 主催者を代表する高橋成悟議長は、都労委の不当命令を乗り越えて、なんとしても中労委で勝利を勝ち取らねば、この30年間の闘いは何だったのかということになってしまう。千葉県共闘会議として、勝利するための取り組みを皆さんと共につくっていきましょうと呼びかけられました。
この一年間の運動の報告の後、山城事務局長から運動方針と当面の行動が提起され、中労委勝負の年にすることが確認されました。


C2月18日 中央労働委員会に向け係争中の争議団、争議組合共同宣伝
 中労委共同宣伝は一周年を迎える行動になりました。
 明治乳業争議団は、「争点整理(案)」が提示された内容について、この事件の根本的解決への枠組みは、「累積格差の一括是正」を求めています。
 これまで確立されてきた救済のあり方で救済された主な事件を紹介し、40年以上にわたる差別、不当労働行為は否定できない事実から見ても、明治乳業事件の救済方法にまさに合致するものですと訴えました。
 明治の典型的な不当労働行為の「やり得」は許さない。また、それを野放しにしてきたこれまでの労働委員会や司法の判断も許されない。病に臥せている団員はじめ、残された人生の時間を豊かに過ごすことが出来るかは、まさに、中労委が果たす役割にかかっています。

Copyright 2006 Meiji Dairies Strikers. All rights resarved.