2014年12月活動レポート
(12月27日)

12月2日 第7回中労委調査期日
 調査の争点は、格差をより正確に判断するために必要な賃金に関する資料を平成2年度まで全て提出を求めていますが、会社は、散逸・破棄処分して無い、仮にあったとしても出す必要はないと拒否してきました。これに対し、破棄した具体的な経緯を改めて求める指揮が執られました。


12月3日 全労連・東京地評争議支援総行動

 明治HDへの要請・抗議行動が展開されました。確認団体36・参加者92名のなか、江東区労連中村元事務局次長司会で進み、東京地評寺下章夫事務局次長の主催者挨拶。
連帯挨拶を千葉労連松本悟議長、日本婦人団体連合会柴田真佐子会長、新宿区労連福島圭常任幹事からいただき、争議団を代表し小関守団長がお礼と決意を述べました。
 会社は、相変わらず敵意むき出しで、ビル周りにバリケードを張り警備員6〜7名配置で無言で対応させる異常極まりない姿勢でした。


12月5日 大阪労連争議支援総行動

 明治の筆頭株主「みずほ銀行は争議解決に向けて行動せよ」と支店前に120名参加で行動をしました。
八尾労連議長大関さんの司会で進行、主催者挨拶に大阪労連遠近さん。
連帯挨拶を大阪争議団共闘会議特別幹事槌谷さん、大阪労連大阪市地区協事務局長矢野さんからいただきました。当該決意を副団長加藤がおこないました。
 要請に、大阪労連事務局長 菅さん、金融ユニオン委員長 浦野さん、いずみ市民生協労組書記長 松本さん、大阪労連東部地区協議会議長 西口さん、当該争議団 井村で要請を行う。
銀行側から大阪支店のカスタマーサービス部長 吉富英幸氏、お客様サービス課 課長越本孝豊氏が応対。


12月17日 中労委共同宣伝

  2月から始めた月定例共同宣伝に私教連鶴川高教組、公務公共一般労組、明治乳業争議団、建交労京王新労組、全労連・全国一般昭和ゴム労組に2団体17名参加で、チラシ約250枚配布しました。



12月22日 月例定例3点セット宣伝行動

 今年最後になりました明治ホールディングス社前〜筆頭株主みずほ銀行本店(大手町タワー)〜株式会社明治本社前で、明治が抱える3つの異常(不祥事26件、労働争議60年代から途切れない、死亡事故7名)を告発。みずほ銀行に向けて、筆頭株主として経営にしっかりとものを申すことを求めています。


12月24日 第8回中労委調査期日

 すでに申立人側の証人11名と主尋問2回期日が採用されて、それに対する会社側からも2名と主尋問1回期日が確定。審問6回期日で事件の真相に迫ります。
 また、資料開示に関し会社は改めて、破棄処分の経緯を羅列してきましたが、どの角度から見ても信憑性に乏しく説得力ある回答になっていません。
 今後中労委は、2月2日第9回調査期日、3月23日第10回調査期日のなかで、申立の内容を基に救済への審査指揮を執るかが最大の争点になってきました。


12月27日 明治HD松尾正彦新社長宅訪問

 2009年に明治製菓と明治乳業が経営統合したことから、明治乳業が抱えてきた労働争議は、親会社に移譲されたとして要請・抗議、宣伝行動など展開してきています。
しかし、社前要請にも応じないことから歴代社長(初代菓子出身・佐藤尚忠、2代・浅野茂太郎、3代目の松尾正彦)の自宅に赴き、「要請書」を届けることをしています。
 今回、新任の松尾社長宅に行ってきました。社前で真摯に受けることが出来ればこの様なことはしないことになります。と社長が昨日から不在ということで、奥様に手紙を手渡してきました。

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