全国都労委事件「超不当命令」を受け、
明治HDに闘う意志表示の座り込み行動(延べ90名が参加)

(7月10日)

半世紀におよぶ権利侵害は都労委命令で打ち消すことは出来ない
 市川事件の不当命令も去ることながら、この全国事件に対しても二度にわたり明治の不当労働行為の「やり得」を免罪するという都労委の「自殺行為」たるを犯した。
 明治が半世紀以上にわたり労働組合に直接支配介入し、「生産阻害者」、「職場秩序破壊者」などとならず者扱いの権利侵害を取り続け、100万円から220万円に及ぶ差別を一貫して犯してきた事実は決して打ち消すことは出来ない。
 
明治を救済した都労委の犯罪行為、決して諦めない気持ちの座り込み
 不当命令の翌日(10日)明治HD社前に於いて午前9時から午後1時まで、不当命令に決して屈しない気持ちを「座り込み」で表現。
 これまでの不当労働行為の判断構造を根底から覆した公益委員荒木会長の責任は免れない。これらは、市川事件の東京高裁が事実認定をした@集団間に於いて「有意な格差」が存在している。Aその根拠は、「秘密ノート」の証拠を採用し、不当労働行為意思は、控訴人らの主張を妥当する余地がある。という東京高裁判事すら、荒木会長は否定した。

事実を採用しない不当命令は「無効」
 明治は当事者責任を自覚し、自らの争議を解決せよ!

 全国申立人等の訴えは、今回の判断は、会社の個別あら探し証拠を採用しているが、労働組合支部役員選挙で乗っ取るため全国から職制を転入させ転覆させた事実に目を向けていない(職制の異動は会社の人事権)。休日なのにミスを犯したという「ねつ造報告書」にも目をつぶるなど、どこが1年7ヶ月もかけて公正・公平な判断の命令なのかと、明治に向け改めて告発しました。
 今回の命令は如何に不当なのか、労働委員会の本来の役割は何か、明治の社会的責務を果たすことなど、弁護団から、労働組合、消費者団体、生産者団体や支援者の皆さんから、争議団への激励と明治に対し、企業犯罪を免れることは出来ない。11名もの仲間が他界し人道的問題になっている。一日も早い解決を決断せよと浅野社長に呼びかけました。


支援者と共に闘う意志表示の座り込み


左から司会菊池事務局長、主催挨拶松本議長、榎本婦団連事務局長


伊藤東京地評議長


金井、菊池弁護団


上山食健連事務局次長


山城千葉共闘事務局長、小関団長


不当命令に屈せず頑張るぞ

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