明治HDに争議解決を求め定例の3点セット宣伝実施
(3月12日)

 明治HD前〜みずほ銀行本店前〜東京メトロ東陽町駅前の3点セット宣伝を午後1時から6時の時間帯に行ってきました。

 明治HD前では、警備員が一人時折無線で報告なる動作を交え監視を続ける中、4人の弁士から、労働者の生活と権利を擁護するためには労働組合が果たす役割が求められていることを、これまで争議に関して、明治の労働組合がとってきている姿勢では成しえないこと。まともに労働者の要求の目線に立つことを呼びかける。

 明治の不当労働行為による賃金・昇格差別で闘う全国9事業所64名の闘いで、すでに11名が病に倒れ29年目の長期争議の事態です。
人道上の観点から見ても、これ以上引き延ばすことは許されるべき問題でないことを訴えました。

 この間市川事件は、東京高裁判決によって確定している事実認定を精査するのであれば、会社は、話合いでの解決を進められる内容であること、会社にとって何らメリットもないことなどから、少なくとも、全国事件の都労委命令を契機に話し合いの場を設定することを呼びかけました。

 労働者の権利をはく奪し、企業の意のままにならない労働組合とそこに結集する労働者を排除する経営姿勢のもとで、不祥事・不正を働き、生産優先・儲け本位を改めることも出来ない中で、食の「安全・安心」を国民、消費者に提供すべき食品企業としての最低限の責任すら果たすことが出来ないでいる。

 それらを裏付ける姿勢として表れていることは、放射性セシウムに汚染された「学校給食牛乳」や幼児用粉ミルク「明治ステップ」に関し、マスメディアや消費者団体からの疑問や問題指摘に対して、何ら説明するどころか行政が定めた基準値を拠り所に今をもっても応えていない姿勢、また、粉ミルク官製談合や新たな明治プリンの細菌による風味劣化問題も解明されず隠ぺい姿勢を貫き通し、危惧する株主が、連名による質問書を提出し回答を求めているに対しても答えようとせず、挙句の果てには、「純粋な株主でない」と株主までをも冒涜する始末から見ても、消費者の目線に立っていないことを裏付けるものと訴えました。

 明治HDの筆頭株主みずほ銀行本店前宣伝後、要請のなかで改めて、明治が行ってきた歴史的労働者管理の実態を明らかにし、都労委命令を契機に、全面解決にむけ決定的な役割を果たすことが強く求められていることを要請しました。(要請書

 東京メトロ東陽町駅前宣伝まで、支援者と争議団延べ43名、チラシ約580枚手渡し宣伝を行ってきました。(チラシ


明治HD前宣伝


明治HD前宣伝で対話する団長


みずほ銀行本店前宣伝


筆頭株主みずほ銀行本店に要請


(株)明治社員通勤駅・東京メトロ東陽町駅前宣伝

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