子どもたちの安全と未来のために
10・20放射能から身を守る銀座デモが多くの歩行者から激励
(10月20日)

 原発ゼロへ、許すな原発再稼働、大飯原発は直ちに停止を、食材の放射能測定値は、「数値の公表」をなどのサブタイトルを掲げ、10月20日土曜日の午後2時から日比谷公園「霞門」広場に、200名からの各団体、個人の皆さんの参加をいただき、東電前でのシュプレヒコール、土曜の午後の時間帯でにぎわう銀座通り、明治HD前での健全な企業活動などを求め、デキシ−バンド演奏など先頭に効果ある行動ができました。

 主催した明治乳業争議支援共闘会議議長松本悟さんから、この行動を前に、東電福島原発事故被害地の南相馬市を訪ね実情を聞き、原発ゼロなどの要求で大同団結し、政治を変え状況を打開しようと強調。また、(株)明治の粉ミルクセシウム汚染など、いまだに原因の真相を明らかにしない明治の企業体質を告発し、消費者に製品検査の数値の公開を求め、東電に向かっても原発ゼロ、再稼働反対を世論にアピールしていこうと出発にあたっての挨拶がありました。
 
 連帯挨拶に立った全国婦人団体連合会事務局長榎本さんは、粉ミルクセシウム汚染問題で、明治ホールディングスに原因究明と対策状況などを聞くための申し入れを入れたが、明治のホームページに掲載してあるのでどなたの団体ともお会いしませんとした返答に、消費者が不安や疑問を抱いている問題に、真摯に応えることが出来ない明治に恐怖すら感じられ、全国20団体90万人を組織する会員にそのことをお伝えすることになりますがそれでも良いのですかと、再度問いかけても明治は「結構」ですと回答があったことの報告がなされました。

 同じく、農民運動全国連合会国民運動副部長上山さんは、福島の原発事故から農民の皆さんが大変な状況下におかれ、自らの命を落とす悲惨な現状を報告しながら、一粒の砂からの詩集、農民連福島会津の組合員の前田真さん作、「見えない恐怖のなかでぼくらは見た」記憶せよ、抗議せよ、そして生き延びよ、を朗読し原発ゼロの重要性を訴えました。著作権の関係から一部のみ紹介させていただきます。

見えない恐怖に脅かされて
四ヶ月が過ぎたいまも
ぼくらは、ふるさとの町を追われたままだ
レベル7、その事態は何も変わっていない
何万という家畜たちが餓死していった
人気のない村に、その死臭だけが
たちのぼっている

 最後に、明治乳業争議団団長小関から、お休みの午後の一時にお集まりいただいたことへのお礼と、明治に対し、食の「安心・安全」を消費者に届ける明治の社会的責任を追及し、原発ゼロの世論の一翼を担って頑張ると決意しました。

アピール文・シュプレ

左から菊池さん、榎本さん、松本さん、上山さん

集会参加者

デモ隊−左から松本議長、小関団長、榎本事務局長、上山国民運動副部長


デキシ−バンドの皆さん


銀座通りでアピール


明治HD前を通過でアピール

Copyright 2006 Meiji Dairies Strikers. All rights resarved.