4.27東京争議団総行動で明治ホールディングスに抗議・要請
(4月27日)

28年目の争議解決と放射線セシウム汚染の原因究明求めるも一切拒否!
 「一人の首切りも一切の差別も許さない」の一点で共同し、一日も早い争議解決を求めて行動している東京争議団。結成50周年を昨年12月に迎えた区切りとしの総行動でした。

 親会社明治ホールディングスに対し争議全面解決を求めました。
 連帯挨拶の支援共闘会議事務局長菊池さんは、明治が争議解決を決断しようとしない陰で、福島原発による放射能汚染が学校給食牛乳や粉ミルクからセシウムが検出されていることに触れて、子どもさんを抱えるお母さんなど消費者から、しっかりと検査をして疑問と不安に応えてくださいと求めているにも関わらず、明治は、いまだに汚染の経路と原因を隠ぺいし続けている姿勢を厳しく告発しました。
 また、この様な明治の姿勢を月刊実業界やサンデー毎日、週刊東洋経済誌、週刊金曜日誌などがかつての雪印食中毒事件から教訓を得ていない明治。汚染の原因に対する見解に「愚の骨頂」とこき落とされ、社内の中で隠ぺい・箝口令を敷くために「秘密保持誓約書」の提出を求めている事実などから各誌の報道を紹介し、まともな企業としての社会的責任を果たすことを求めました。

 (株)明治の本社がある地元から、江東区労連事務局長の清水さんからは、本社が江東区に移転してきてから争議支援に関わってきているが、一切要請に応じない明治は、ここ親会社も同じな態度であることを目の当たりにして怒りを禁じえない。しっかりと争議解決のための姿勢を求めました。

 決意表明に立った村山事務局長は、28年の闘いの中で10名の仲間が病に倒れこれ以上長引かせる明治の姿勢は人道上からも絶対に許せない。今闘われている全国都労委事件の命令も間もなく交付される局面にあり、必ず勝利命令を勝ち取って全面解決への決断を求める闘いを強める決意を表明し、一層のご支援を参加者に訴えました。

 事前に電話でアポイントを入れて、総務部の責任者に求めましたが、仕事を理由として応えていただくことが出来ないので、言伝をお願いして要請を真摯に受けるよう求めておきましたが、従来と変わらない対応を繰り返してきました。(要請書


主催者挨拶:寺島事務局長
司会者:市川・浦安労連阿部さん(左)
支援共闘会議事務局長:菊池さん(右)

バリゲートを張り巡らせる明治HD


行動、支援者


行動、支援者


決意表明の村山事務局長

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