(株)明治の粉ミルクセシウム汚染いまだ説明なし!
(4月20日)

 昨年12月6日マスコミが大きく取り上げた「明治ステップ」幼児用粉ミルクが放射性セシウムに汚染され、最高30.8ベクレル/sが検出された。(この時点、暫定基準値200ベクレル/s)
今年4月1日からは、法令によって50ベクレル/sと一定の厳しい基準が制定された。(世界保健機関基準は10ベクレル/s、ドイツでは大人8、子ども4ベクレル/s)からすればまだまだ数値は高いが、それぞれの生産者の立場から見ればやむを得ないかもしれないが、今後、商品の数値がゼロに向けての取組みが求められていくのは当然の努力だと考えます。

 冒頭指摘したように、明治はいまだに汚染の原因は大気中の汚染説を公言したままで、その後も確定された原因は公表されていません。空気取り入れ口に設定されているフィルター装置はどのような精度のものなのか、付着されているセシウム濃度は何ベクレルあったのか、どこに保管されているのか、また、40万缶無償で交換すると発表したがその数は何缶交換したのか、交換された中身の汚染度合いは何ベクレルか、その他考えられる原因は水なのか、原料なのか解明した結果も公開しないで、その後、再発防止の対策をどのような改善を取ったのかも全く「闇の中」です。

 4月20日、(株)明治本社前、筆頭株主・取引窓口みずほ銀行京橋支店前、明治ホールディングス前での3ヵ所宣伝を行いました。
 この間、明治の不誠実なマスコミ対応に、各誌が取り上げている内容を見ると以下のようです。
「月刊実業界」は、乳業トップ「明治」の学校給食牛乳でセシウム検出するも説明避ける問題姿勢、雪印の教訓は生きていないのか? 求められる説明責任。
 「サンデー毎日」は、放射能検出情報を放置した明治の「愚の骨頂」言い訳。
 「アエラ」は、粉ミルクからセシウムにショック、加工中汚染の可能性、乳幼児にとっては「命綱」ともいえる粉ミルク。
 「週刊東洋経済」は、隠蔽止まらぬ明治、情報開示に二の足、乳製品の放射能汚染について「情報非開示」の姿勢を貫く明治に不信感が増している。
 「週刊金曜日」は、どういう経緯で汚染されたのか、明治は十分な情報を公開せず、ひたすら「大気汚染説」を唱えるのみだ。こんな会社に粉ミルクを作ってもらいたくない。など等を取り上げている内容を紹介しながら宣伝しました。
 これでも明治は真相を語ろうとしないことはなんなのだろうか。「だんまり」で時を過ごせば世間の目は薄れるとでも思っているのか、ことの重大性を自覚できない経営姿勢は空恐ろしい。このもとで活躍しなければならない社員がなんともはや可哀そう。


明治ホールディングス宣伝


明治ホールディングス宣伝


明治ホールディングス宣伝


株式会社明治本社宣伝


株式会社明治本社ビル


みずほ銀行京橋支店前宣伝

Copyright 2006 Meiji Dairies Strikers. All rights resarved.