全国都労委事件「結審」を受けて意思統一の集い
(2月16日

 明治乳業争議支援千葉県共闘会議主催(高橋成悟議長・千葉労連副議長)が、全国都労委事件が結審し今春にも命令が交付される重要な局面を迎えた情勢に、2月13日都労委へ、明治乳業の不当労働行為は時間の経過による免罪は許されない、何としても「救済命令」をと要請したことを報告し主催者挨拶。

 弁護団の中丸弁護士から、市川事件経過と問題点を明らかにし、全国事件の格差は市川事件と比較ならないほど高い、会社は、個々申立人への「アラ探し報告書」なるもので格差の合理性を立証したが、相対比較なし立証は何ら法的根拠をもたない。格差は明確、労働組合役員選挙などに支配介入した不当労働行為も明白、全国的に連絡を取り合い集団的に運動していたことも明らかにした。この事件は必ず勝てると関わってきた立場から報告しました。

 連帯挨拶の千葉労連松本議長は、明治ホールディングス株価推移のグラフを示し、相乗効果をめざしたが果たしていない問題は何か、3.11震災までは3000円から3400円の幅で推移、震災でガクンと落ちこんだ後も、放射能・セシウム汚染問題に不誠実な対応から世間の批判を浴び3000円前後を低迷。ヨーグルトR-1がインフルエンザに効用とする誇大広告(薬事法違反など等)で一時回復の兆しを見せているが、前年期比較を見ると大幅な減収になっている。浅野体制の危機的状況にあるとし、古い感覚で固持する浅野社長の退陣を求め、新しい体制の中で争議全面解決を勝取る情勢報告をしました。

 山城事務局長から、「救済命令」を勝ち取るまでの運動と交付日を含めた千葉共闘としての準備提案がされた後、参加者から、元市川市民診療所所長・河野先生、国民救援会千葉県本部・岸田事務局長、松戸労連・嶋村議長、船橋労連・蕨事務局長、全労連全国一般千葉地本・三枝木書記長、元年金者組合千葉県本部委員長・川俣さんらから激励をいただきました。
争議紹介の中は、日本航空原告団から小宮・安藤さんから訴えがされ、ともに勝利めざしがんばることを確認し交流をふかめました。
 市川浦安労連・中陣議長の閉会挨拶から29団体・個人48名の参加が報告されました。


主催者挨拶:高橋成悟議長


弁護団報告:中丸素明弁護士


情勢報告:千葉労連松本悟議長


行動提起:山城重久事務局長


争議団紹介:日本航空原告、左側安藤、小宮さん


争議団決意

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