明治乳業争議を支援する戸田の会「旗びらき」開催
都労委全国事件(旧戸田橋工場:現関東工場申立人4名)
(2月4日

 都労委全国事件に申立している4名を支える「支援する戸田の会」主催で、恒例になっている2月開催の「旗びらき」が56名の参加で開催されました。
 主催者挨拶に立った田中信也議長は、今年こそとの思いで運動を支え16年を迎えてしまった。明治乳業は明治HDの子会社になって2年を経過しょうとしている中で、さらに、事業再編で乳業が改称され「株式会社 明治」になってしまう。まさに、今年こそ解決しなければならない年であることを強調し、その為の運動をつくっていこうと参加者へ訴えられました。
 地元から埼労連副議長・小石さん、戸田地区労議長・横田さん、日本共産党戸田市議団幹事長・望月さん等から、それぞれから組織を挙げて解決めざそうと連帯と激励をいただきました。
 全国都労委事件を担当する弁護団事務局長・金井弁護士から、今進められている会社証人は、申立人らの「アラ探し」立証に終始し、法的にも無意味な証言がつづく経過と、申立人側が、格差の判断に必要な資料開示や相対比較抜き立証には規制をかけるなどを要求している。これらに公益委員の審査指揮がどの様にされるか、3月25日の調査が重要であることなど話がされました。
 争議団小関団長からは、会社を取り巻く現況を報告し、解決へのたしかな局面を迎えている、一層のご支援を貸して頂きたいと訴えました。
 二部のアトラクションは、野の花サークルのうたごえ、川股三弦会師匠・敏直さん、一ノ瀬さんによる津軽三味線演奏と民謡をたっぷりいただき魅了されました。明治パンOB鈴木さんの紐を使った手品も見事なものでした。また、各方面からの挨拶は、解雇で闘っている建交労・文化シャッターの藤谷さんからの訴え。埼労連争議担当・江口さん、神戸屋労組委員長・小山さん、共闘会議事務局次長・土井さん、戸田生健会・金子さん方々からも激励をいただきました。
 最後に埼玉4名から矢口副団長(埼玉争議団長)のお礼と決意が語られた後、団結ガンバロウ三唱で争議解決への気持ちを一つにしました。


主催者挨拶を述べる田中議長


激励と連帯挨拶の埼労連副議長・小石さん


申立人所在地、戸田地区労議長・横田さん


全国都労委事件弁護団事務局長・金井弁護士


明乳戸田橋工場OB・新野さんの音頭で乾杯


野の花うたごえサークルの皆さん


津軽三味線演奏の川股三弦会師匠・敏直さん、右側一ノ瀬さん

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