明治ホールディングス「第一回株主総会」
(6月29日)

 明治乳業と明治製菓が経営統合し、持株会社として親会社・「明治ホールディングス株式会社」(明治HD)が2008年9月11日に発表された。同年11月26日の臨時株主総会で承認を受け09年4月1日に設立された。
 この間、明治製菓に対し、明治乳業に存在する「負の遺産」である長期にわたる賃金差別労働争議の精算と、国民・消費者への不祥事、食品衛生法違反など繰り返す企業モラルを正した上で経営統合すべきと問題意識を投げかけてきました。同時に、明治乳業の汚れた企業体質が明治製菓に汚染されないことを願ってきたが、明治製菓、明治HDは一貫して聞く耳持たずの姿勢で第一回株主総会を迎えた。
 争議団・支援者株主と支援者による宣伝を総会会場の「ザ・プリンス パークタワー東京」会場案内入り口2ヶ所で行いました。ホテル利用者、同会場で開催された花王の株主総会参加者の皆さんなども関心を寄せられチラシを受け取ってくださいました。
 事前質問に対し、私・佐藤社長と取締役の一致した見解に基づいて関係担当者からご回答いたします。「争議に関する質問」に対し、明治乳業人事部長・金子取締役は、市川事件は最高裁で上告棄却が確定したので申立人は法に従っていただきたいとし、自ら身を引けと云わんばかりの回答。東京高裁が事実認定を判示している内容には一切触れずに、当事者としての解決責任を覆い隠しました。回答については質問書へ挿入整理しました。
Q&A
 佐藤社長は、一方的に会場質問を打ち切り求める株主の声を封殺し、議案を議決し終了宣言。ある株主は(争議関係者以外)、退場する役員へ「これが開かれた総会」か「やり直せ」と詰め寄り、最後まで事務局へ声をあげていました。


ザ・プリンス パークタワー東京の正面入口宣伝


支援に駆けつけた皆さん


総会に参加する株主を激励、天馬太鼓バチさばきの金子さん


総会に向かわれる皆さん


一回目の宣伝終了し支援者を交えて

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