全労連・東京地評争議支援総行動
明治HDへ争議解決を求め330名が結集
(5月27日)

 全労連と東京地評共催で、5月27日争議支援総行動が41争議組合・争議団を支援しそれぞれの企業へ争議解決を迫る社前抗議・要請行動を終日展開しました。
支援共闘会議と明治乳業争議団は、親会社・明治ホールディングスに対し、全労連・全国一般昭和ゴム労働組合と共同した抗議・要請を行いました。
主催者挨拶に立った全労連大黒議長は、みんなで当該労働者を激励し連帯を深めたいと表明。明治HDへの要請の一つは、明治乳業争議団に対して直ちに長期争議の全面解決をはかること、そして全国の職場での賃金や昇格差別をやめさせることを要請したい。二つ目は、昭和ゴムの筆頭株主になったAPFの反社会的行為と不当労働行為をなくすために、ファンドに株を売り渡した明治HDは直ちに株を買い戻し責任を果たすよう求めました。
連帯激励挨拶の全労連全国一般大木中央執行委員長は、明治グループの明乳経営者の姿勢を批判しつつ、明治製菓の子会社の昭和ゴムが債務超過に陥って倒産の危機に陥ったとき、明治製菓は何ら手を貸そうとしなかった。労働組合は職場を守るため、働く人たちを守るため、企業を守るため全力を挙げて努力しているにもかかわらず、金もうけを手段にする投資ファンドに株を売り渡してしまった。明治製菓はこの様なアクドイことをやった。日本を代表する明治グループならば直ちにこの過ちを改め、国民のすべての皆さんに誇れる企業になっていただきたいと訴えました。
 千葉労連松本議長(明乳争議支援共闘会議議長)は、明治乳業は、まともにもの申す労働者を赤組、会社いいなりを白組、その他大勢を雑草組に差別分断をして管理した。その結果、定年間際の給料は手取り18万円のイジメを紹介。そのような延長線上で、明治乳業は、5月9日関東工場で21歳の臨時社員の女性が、一人作業中機械に挟まれ死亡災害が引き起こされた。食の不祥事でもその原点は、牛乳にヤシ油を混ぜて売っていたことがばれて当時の社長の首が飛んだ。その後も毎年のように食の不祥事を繰り返している。
 最後に、明治HDに解決する方法を教えます、それは「話し合い」を行うことです。話し合いのテーブルに着くまで最後まで断固とした姿勢で闘い抜く決意を表明しました。
 明治乳業争議団小関団長と昭和ゴム労組戸辺委員長がそれぞれお礼と決意を述べました。

要請書


友情出演に駆けつけトランペット吹奏する松平さん


主催者挨拶の全労連大黒議長


連帯激励挨拶の左・大木委員長と松本議長


行動最後の明治HDに参加された皆さん


明治HDは話し合いに応じ争議を解決せよ!
330名の唱和が界隈に轟く

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