明治乳業埼玉工場、関東工場へ宣伝・要請行動
(5月14日)

 明治乳業全国工場への宣伝・要請行動を展開始める。
 埼玉工場(春日部市)は午前7時30分から8時35分まで、争議団の宣伝カーを配置して行いました。支援共闘会議の野中さんは、5月9日に関東工場で発生した21歳の女性臨時従業員の死亡災害に触れ、人権侵害の闘いが長期に行われている企業の中で、人の命が奪われた、殺人工場と言われても仕方ないことだと断罪しました。宣伝後の要請には要請書を受け取り工場長へ届けることを約束しました。
 関東工場(戸田市)は、お昼の12時から13時の時間、工場前の荒川土手に36団体・88名が参加しました。この工場で9日に死亡災害が発生、折しも亡くなられた山中穂奈美さんの告別式が寄居市の斎場で11時から執り行われている時間帯になっていました。
しかし、工場は社旗・安全旗など高く掲揚されていました。通常ならば弔意を表し「半旗掲揚」が常識と考えますが、要請団に対し、昨日まで半旗でした近所で聞いていただければわかります、と。尊い命が落とされ人生を無残に打ち砕かれた故人とご遺族の無念さを思えば、告別式の当日であればなお更のことではないかと抗議しました。この様な態度は経営者の責任のなさを垣間見ることが出来ました。皆さんはどの様に捉えますか。
 この行動のオープニングに働くもののトランペッター松平さんが、故人へ「千の風になって」を吹奏し参加者もご冥福をお祈りし黙祷をささげました。
 参加者の戸田地区労顧問・畔上さん、埼労連副議長・小石さん、戸田支援する会議長・田中さん、戸田地区労議長・横田さん、明乳争議支援共闘事務局次長・土井さん、食品一般ユニオン副委員長・斉藤さん、日本共産党戸田市会議員・岡崎さん各々から激励とこれから力合わせて早期に全面解決めざしガンバロウと挨拶を頂きました。争議団から矢口副団長がお礼と全国都労委闘争を勝ち抜く決意を表明しました。尚、要請団の要請書を守衛が責任をもって預かりました。

要請書


工場へ向け怒りの拳を突き上げる参加者


「千の風になって」を吹奏する松平さん


主催者を代表して挨拶する・畔上さん


激励に駆けつけた埼労連副議長・小石さん


集合写真

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