明治ホールディングス抗議・要請行動
(4月13日)

 明治乳業の親会社、明治ホールディングス社前で長期労働争議の早期解決を求める抗議・要請行動が4月13日、開かれ97名が集まりました。行動は、東京争議団が終日展開した「4.13総行動」の最終メイン行動として行なわれたものでした。
 社前では、東京争議団の斉藤勝一副議長が「国鉄闘争も解決し、残された大型争議は明治乳業争議のみとなった。食の安全を守るためにも一日も早い解決を」と主催者挨拶をしました。
 連帯挨拶では、永瀬登争議支援共闘会議事務局長が「『食品一般ユニオン』の結成により経営統合によるリストラを許さない闘いと、争議解決の運動が高揚している」と報告。遠藤道治江東区労連事務局長は「地元の労働組合として、本社を訪れても門戸を開けない不誠実さ、明乳の閉鎖的姿勢は許せない」と指摘。上山興士農民連国民運動部副部長は「明治乳業は昔も今も、酪農の発展、「食の安全」をないがしろにしている」と、昭和30年代の乳価闘争時の明治乳業の卑劣な態度を紹介しました。
 最後、決意表明では、当該、小関守団長が「東京高裁が示した無視できない有意な格差の是正は当然のこと。国際的に飛躍するには、まず異常体質を改めるべき。国鉄闘争のエネルギーを、この争議解決に向けましょう」と呼びかけました。
 明治ホールディングスに対し、株主の立場と争議の一員を名乗り総務部へ事前アポを行いましたが、電話交換嬢に取次がないようにと拒否。当日も警備会社に、要請団を一切受け入れず門前で拒否する強硬な態度に終始しました。また、道路との境界を正面も裏口もガードする警戒態勢を敷き、警察官が数人で遠巻きするありさまでした。

要請書


主催者挨拶・斉藤さん、左側・永瀬さん、右側・司会の清水さん


支援の皆さん


挨拶の遠藤さん、中央・上山さん


支援の皆さん


支援の皆さん


明治HDは争議解決を決断せよと怒りの拳

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