取引先業者説明会会場で
「乳等省令違反」など明治乳業の不正を告発宣伝

(11月18日)

 明治乳業が共同開発したヨーグルトが「インフル抑制に期待」と、3社の新聞が10月27日、29日に報道。それによると、「1073R-1乳酸菌」が免疫力を強化するとのこと。会社は、12月の商品発売に向け取引先業者への説明会を、ザ・プリンスパークタワー東京(港区)で開催。争議団・支援共闘会議は、会場前でチラシを配布し、不祥事・不正行為が続く明治乳業の体質と、「食の安全」の為にも争議解決が必要と参加者に訴えました。
 例えば、関東工場(埼玉県)で製造の「LG21ヨーグルト」に、ガッセリー菌が添加されないまま製造販売された事件(2005年)などが、隠ぺいされたままです。さらに、10月1日には、それまでの「明治おいしい低脂肪」の商品を、「明治おいしい低脂肪牛乳」、「明治おいしい無脂肪牛乳」等と、牛乳と呼べない商品を「牛乳」と偽装して販売。その結果、旭川保健所から「乳等省令違反」で摘発され製造・販売中止とされる事件が発生。なんと、会社は「省令の解釈を誤解していた」と釈明。2005年の稚内工場「汚染脱脂粉乳」使用事件でも、「社内規定では再熱処理をすれば使用可能と判断していた」と釈明していたのです。
これらは、雪印乳業食中毒事件後、当時の中山社長も参加した有識者懇談会での、「汚染原料は一切使用禁止」の確認すら反故にするもの。これら、明治乳業で絶えない不祥事・不正行為、食品衛生法違反などを知らせ、業者の立場からも明治乳業に健全な企業活動を求め、「安全・安心」な商品を消費者に提供されることを訴えました。商品説明会の参加者から、「ご苦労さま、頑張ってください」など、励ましの声がかけられました。

チラシ


ザ・プリンスパークタワー東京前宣伝


ザ・プリンスパークタワー東京前宣伝


訴える米元さん


会場に向かわれる出席者

 

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