明治乳業市川事件・争議団を励ます集い
(7月15日)

 「不当労働行為のやり逃げ許すな!」明治乳業争議の早期解決と争議団を励ます集いが、船橋「きららホール」で開かれました。
 第一部、「あの時・あの時代、明治乳業市川工場で何があったのか」を争議団による朗読詩で働く現場を生々しく告発しました。次に、「明治乳業の25年間をひもとく」として、映像とナレーションで振り返りました。
 第二部、松平晃さんのトランペット演奏を堪能しました。争議団と深い関係を築いてきた元市川市民診療所所長・河野泉さん。地域労連を代表して船橋労連議長・福島二三雄さん。食の安全と自給率向上をモットーに生産に従事している農民連千葉県本部・小倉毅さん。民主文学で作家活動の山形暁子さんら各氏から激励と連帯挨拶をいただきました。
 この集会は、土建船橋支部・川上由香利さんの司会進行。主催者を代表して明治乳業争議支援共闘会議議長・松本悟さんから情勢を含め挨拶。小関団長から、一つは東京高裁判決の事実認定での解決局面を作る運動、二つは、都労委全国事件で勝利の闘いを推し進める決意と今後のご支援とお礼の挨拶。明治乳業争議支援千葉県共闘会議議長・高橋成悟さんから、56団体・127名の参加者で集いが持たれ、「正義は必ず勝つ」と云う信念で頑張ろうと閉会の挨拶がありました。
 参加者からは、明治乳業の異常な企業体質の実態を「耳と目」から目の当たりにし、なぜ労働委員会も、司法の場でも労働者救済を怠り企業の不当労働行為を免罪してきたのかと改めて怒りを覚えると感想が寄せられています。


プリマベラ合唱団の皆さん


争議団による朗読詩、左より斉藤、米元、松下、岩本各団員


元社長・中山悠氏に送った
元団長、故・加賀谷さんの奥さんの手紙


社会派トランペッター松平晃さん


争議団・プリマベラ合唱「わが母の歌

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