全労連・東京地評争議支援総行動
明治ホールディングスへ要請行動
(5月28日)

 全労連・東京地評主催によって、子会社明治乳業が抱えている長期労働争議解決を、親会社である「明治HD」に対し、51団体・277名参加で要請行動を展開しました。
 前日までの3日間の座り込み行動から連動した総行動とあってか、明治HDは、座り込みの中においては警備員ルートで「影の役者」が何らかの受け応えを示していましたが、一転して警備員を10名ほどに増員し、対応は一言も発しさせない緊張した厳しいものとなりました。このことは、3日間のてん末を会社なりに総括する中で、明治乳業の異常な体質が表面化したものと思われます。
 この日の一日総行動のメインは、「日本経済団体連合会」ビル前で、「大企業は社会的責任を果たせ!」と24企業体へ争議解決を求める当事者と支援者が結集しました。
 明治乳業争議団から小関団長が、一つは、半世紀近くも続く労働争議の絶えない体質、その根底には異常な労働者管理(命令、脅し、差別)の極めて前近代的な労務管理の体質。二つ目に、不祥事・不正行為が後を絶たず、それを徹底して隠ぺいする閉鎖的な体質であり、経営統合した明治製菓には見当たらない、両社の体質の違いは極めて鮮明だと報告・告発しました。


主催者挨拶 東京地評・伊藤議長
中央 司会 全労連全国一般・森さん
右側 明乳争議支援共闘会議・松本議長


要請を警備員に拒みさせる明治HD


雨の中駆けつけていただいた支援者


日本経済団体連合会ビル前・小関団長


日本経済団体連合会ビル前・貧困と格差をなくせ!の拳

要請書

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