日本橋兜町「茅場町交差点」宣伝行動
（4月28日）

　日本最大の証券会社が密集し東京証券取引所が存在する兜町界隈、メトロ「茅場町駅」交差点で、午前11時30分から午後１時30分までの２時間、争議団・支援者15名で宣伝行動を行いました。
　明治乳業の株価は、2007年５月の時点で約980円に対し、同業雪印乳業は約450円、森永乳業は約580円に対比しても優位を誇示していました。この間、金融危機の影響による株価の下落があったとしても、2009年１月時点での株価は雪乳が約270円（40％減）、森乳が約300円（48.2％減）に対し、明乳は約400円（59.1％減）という下落幅は、他社と比べても大きな落差であり経営方針に大きな問題があることを指摘しました。
　４月１日に明乳と明治製菓が経営統合し「明治ホールディングス（株）」が設立、同時に上場しました。100株単位売買でのスタートは3490円、宣伝時間帯は3060円前後の動きで明乳時（68.7％減）のように下落に歯止めがきかず市場からも見放されていること、同時に、四半世紀にわたる労働争議の実態と不祥事を繰り返す企業倫理をただせと、合わせて筆頭株主のみずほ銀行の「貸し渋り、貸しはがし」をやめ中小企業の経営を救えと訴え、通行人に約600枚のチラシを手渡しました。（チラシは4月17日活動レポートを）
　ご婦人の方は、明治さんのものを好んで買っていましたが不祥事が絶えないのであれば止めますと云っていました。男性の方は何の宣伝かとの問い合わせに、明乳の中にこの様な差別と労働者管理がやられていることを話すと、とんでもない会社だなと云って行きました。
　この地での宣伝は初めての行動でしたが非常に影響を与える場所と考え引き続き実施することを参加者一同確認しました。
　近隣の職場の皆様にはご迷惑をおかけしました。ぜひご理解をいただきたいと考えます。

茅場町交差点での支援者

争議団の訴え・古小高、支援の小山さん

チラシを配る争議団員、左側・米元、右側・武田

訴える支援共闘会議・松本議長

訴える差別連・篠崎さん