全国都労委審問
(3月25日)

個別立証主尋問 矢口、福島証人が証言
 去る、3月25日に行われた全国9事業所32名の都労委審問では、矢口(埼玉)・福島(千葉)両証人が不当な転向工作や仕事差別などを受け続け、会社が労働組合を変質させる為に行った組合役員選挙での不当介入と、その不当介入に反対して闘ってきた申立人らの集団に対する昇格差別の実態について具体的な直接証拠を示して立証しました。
 都労委事件での32名は、申し立てた平成5年度(勤続30年余)において、「入社時の職分のまま昇格していない申立人が7名」、「1ランクしか昇格していない申立人が20名」もいて標準的従業員(6年で昇格する職分)との年間格差は100万円から200万円に達し、昇格試験を受験し合格した申立人4名も標準者より低位の職分に据え置かれている実態にあること。9工場の組合支部の全てにおいて会社が一斉にインフォーマル組織を使って介入してきた事実など、市川工場事件と比較にならない異なる不当な差別や人権侵害の実態を明確に立証しました。


矢口証人(関東工場申立人)


矢口証人担当・金井代理人(左端)


福島証人(市川工場二次申立人)


福島証人担当・中丸代理人


傍聴支援・元戸田橋(関東)工場OB安藤さん

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