明治乳業本社へ抗議・要請とデモ
(3月19日)

 2月27日、経営統合の相手会社・明治製菓本社への座り込みに引き続き、3月19日には、明治乳業本社に対し、最高裁の不当決定を乗り越え争議の全面解決を求めた抗議行動・デモを実施しました。
主催者を代表して松本議長は、明乳・明菓が世界に進出するならば、世界は、大企業が社会的責任を果たさなければその企業のランク付けが下がる。そのことは、ルールある経済社会を建設するには労働者の人権を守るかどうかだ、明乳を発展させる為にも統合前に争議を解決することだと浅野社長に求めた。
 連帯挨拶は東京地評事務局次長・菅原さんは、不当な東京高裁の判断ですら組織的な差別を認めている。一消費者として、人権を無視する明乳の「おいしい牛乳」はシャレにもならないと企業モラルの改善を求めました。
 全農協労連中央執行委員長・国分さんは、輸入物の増大で食の安全・安心が脅かされている問題、国内の酪農家が安心して営農と生活が出来る環境と、苦しい状況に明乳も心を寄せ価格の保障を強く求めた。江東区労連事務局長・遠藤さんは、地元労働組合と東部ブロック(7地域労連)の代表として解決するまで支援するなど、それぞれの皆さんが決意を述べました。
 決意に立った小関団長は、最高裁の不当な「上告棄却・不受理」決定は、長い歴史の中で培ってきた命令例、判例を取り崩す重大な過ちを犯した。我々の要求は労働争議を解決せよの一点だ、司法の到達から見ても運動の状況、明乳の企業状況から見ても道理のかなった要求であり、明乳の人権蹂躙・差別は消し去ることは出来ない、このままでは人生終えられない気持で団結を固めていると決意を語った。

デモ行進での市民アピール

 


デモ行進


主催者挨拶・松本議長、中央・司会者永瀬さん、右側・東京地評菅原さん


支援者


全農協労連・国分さん


決意・小関団長

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