厚労省は食の安全守れ
明治乳業争議団が要請
(8月10日)

 乳業最大手の明治乳業で、昇給・昇格差別等の是正を求めている明治乳業争議団と支援共闘会議は十日、厚生労働省に、食の「安全・安心」に向け関係諸法令の見直し・整備を求める要請書を提出しました。日本共産党・紙智子参院議員の小倉正行秘書も同席しました。
 争議団は、明治乳業静岡工場で発生した冷凍製品「ホイップクリーム」の回収品再利用問題と、千葉明治牛乳が製造し、マクドナルド社販売の「ミルク200ml」から、食品衛生法で検出されてはならない種類の大腸菌郡が検出された問題を重視し、関係諸法令の見直しを同省に求めたものです。
 厚生労働省との懇談では、食品衛生法など現行法には「冷凍食品再利用」について規制はなく企業独自のマニュアルやモラルに頼っている実情や、品質・安全検査結果の判明前に出荷・販売される実態が浮き彫りになりました。

(しんぶん赤旗より転載)


厚労省と懇談の明治乳業争議団と支援共闘会議

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